今年は確定申告の期限が延長されてます。まだこれから申告されるかたもおられることでしょう。僕はこの好況下で損切した銘柄があったので（汗、既に1月に確定申告を終えてます。
数年前からe-taxを利用してオンラインで済ませているので特に困ることもなく、税務署に足を運んだり郵送で紙の書類を送ったりという手間は一切不要。マイナンバーカードって便利！と思ってたんですが、パスワードは落とし穴でした。。。
もうカードは発行されましたか？
最近、国の注力具合も一段シフトアップした感がありますね。
12月時点の交付枚数は約2,900万枚、普及率で約25%程度となっているようです。僕が取得した2018年で1,400万枚程度でしたから、このコロナやマイナポイント施策などで一気に伸びましたね。
ちなみに、ウチの奥さんはカード交付のために送られてきた「通知カード」がマイナンバーカードだと思ってました。。意外と多いんじゃないですかね、そんな人。
通知カードはただ番号を知らせるだけのモノで、正式には顔写真付きの免許証のようなカードが発行されます。
なにができる？
いろいろメリットはあるんです。コロナで結構取り上げられるケースもあり、だいぶ浸透してきたんじゃないでしょうか。
- 身分証として利用できる
- コンビニで印鑑証明や住民票が取れる
- 特別給付金のような国の政策・申請をオンラインでできる
- 確定申告をオンラインで完結できる（電子署名）
- ポイント還元施策が利用できる
- 健康保険証の代わりになる
僕は結構活用してます。これまで役所まで行かないとできなかったことが、休日でも真夜中でもできるようになりました。手続きのために会社を休む必要もありません！
思いついたときにすぐできるのはすごくメリットだと感じます。忘れちゃうので。。
じゃ、なぜ普及しない？
個人情報を国に把握されるのがイヤとか、収入が丸見えになる（ちゃんと申告しよう。）とかいろいろな方がいろんな見解を示されてますが、
「めんどくさい」
これに尽きると思います。
交付申請はオンラインでできますが、物理的な受け渡しは役所の窓口に行かないといけません。
クレジットカードみたいな感覚で配達証明郵便とかで来るのかなーなんて思ってると、「え？会社休んで行くの？今どき？？」という反応になる方が多いのでは。
結果、「また今度やっとこー」ってのが実態なんでしょうね。
いい仕組みだと思いますが、文句もある。
賛否ありながらも僕は活用してるんですが、僕から見てもイマイチな点もあります。
窓口に行くと体験できますが、なんとパスワードを３つも設定しないといけません。
なにやら「利用者証明用パスワード」やら「住民基本台帳パスワード」やら「券面事項入力補助パスワード」やらと、用途もよくわからずツラツラ設定しないとカードを受け取れません。
僕はe-taxに使ってるので、確定申告時にはさらに「納税用確認番号」とか「利用者識別番号」とか「電子署名用パスワード」とか出てきて、とにかくややこしい。
入力のポップアップが上がったときに、どれを求められてるのかわかりません！
そのうえしょっちゅう認証を求められるし。。。
僕はe-taxで確定申告をするときにマイナンバーカードのパスワードを複数回間違えてロックされました。
しまったー、と思って再発行しようと思ったら「窓口でしかできません」と。
全部オンラインでラクラク！！と思ってたのに、結局役所の窓口に走ることになりました。。。
セキュリティを求めるあまり不便になってます。まぁ、住基ネットとかでいろいろ叩かれたからしょうがないのかな。。。ECサイトとかクレジットカード会社みたいなユーザビリティがほしいですね。
amazonとかがコンサルに入ってくれればいいのに。
ダメなトコもありますが、僕は利用したほうがいいのではないかと
休日やってないとか窓口閉まるの早いとか、オンラインで全部解決できます。これだけでも十分持つ意味があると思うんですが、これからもっと特典・恩恵が増えていくのは確実かと。
コロナの特別給付金も、マイナンバーカードを持ってた人は開始１週間後には給付されてました。
マイナポイントもまだまだ絶賛開催中ですが、予算枠2,000億円を使い切ったら終了です。一人上限5,000円なので、先着4,000万人までしか恩恵にあづかれません。（発行枚数超えてますが。。。）
このような施策は今後も続くでしょう。どうせ作るなら早いほうが良いかと僕は思ってます。
社会インフラとして育ってほしい！
パスワード解除のために役所に向かってるときは「何だこの出来損ない制度は！！」と怒ってましたけどね（笑。 全速力で自転車こぎながら。
でも、役所の方々がついにリアルからデジタルへ本気で踏み出したこの流れ、しっかり根付いて育ってほしいなとホントに思います。
頑張れ！役所の情報システム部！！応援してます。
まだ発行されてない方は、ぜひいかがでしょうか。
ではまた。
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