コロナ禍で一気にリモートワークが拡がったのが2020年3月。
気づけばもう1年半が経過してるんですね。
感染者数推移も日々最低を更新し、沈静化の気配を見せ始めています。
20年10月並の新規感染者数になってます。
これから寒さと感想で感染症が流行しやすい時期を迎えますが、ワクチンの浸透による抑制効果がどれくらい維持できるか。
11月からは飲食店も通常営業に戻りそうな気配です。
われわれサラリーマンの労働形態はどうなるんでしょうね。
コロナ前に戻る?
週に1-2日出社しますが、明らかに人が増えてますね。
1年前、もうこの先乗ることはないのかも!と思った満員電車、すでに復活してました。
朝夕の通勤時間のターミナル駅は「ド密」状態で(笑
ただ、完全にコロナ前の19年のような勤務体系に戻ることはないかなと僕は思ってます。
企業が設備投資しちゃったから
リモートワークを政府から要請されて、「社会的義務」として各企業は在宅勤務環境を整えました。
PCやネットワーク環境の整備といったハード面と、リモートの勤務規則やオペレーション方法の整理といったソフト面と、それなりの手間をかけて、なおかつ緊急的に構築しました。
その負荷たるや甚大だったと思います。コロナで経済活動が停滞したから、逆に時間ができたという側面もあります。
それだけ苦労して手間もお金もかけて作った仕組みを、そう簡単になかったことにはできないでしょう。
リモートやるぞ!と言った経営者には、有効活用する責任があります。
勤務スペースを縮小しちゃったから
コロナでがら空きのオフィスを見て、「あれ、こんな広さ、いらないんじゃない?」とオフィススペースを縮小する動きも活発化しました。
2箇所あった拠点を統合して、座席は必要数の半分程度しか用意しない。
席は固定ではなくフリースペース。
どの企業も、大なり小なり効率化を実施しました。
元に戻ろうにも、戻る場所がない!という企業は結構いるでしょう。
もちろん、不退転の決意でオフィス統合を実施されてるわけですから、リモートはなくせませんね。
リモートでもできることがわかっちゃったから
特にマネジメント層(要はおじさん)において、懐疑的な意見の多かった「非対面」での業務。
最初は違和感だらけだったんですが、1年以上やってるとそれなりに業務が回ることがわかってきました。
不便なのは、ちょっと確認したいとき。
同じフロアにいればスグに呼んで確認できますが、リモートだと電話なりチャットなりを利用する必要があるので、少しだけハードルが上がります。
おじさんたちはここが不便で「コミュニケーションが!」と言うんでしょうね。
電話なりメールなりチャットなりを使えば、十分代用になります。慣れの問題だと思います。
「時間どろぼう」がいなくなると、実務担当者は仕事が捗るようになるでしょうね(笑
リモートが続く?
完全にリモートとはならないでしょう。
先の話に反しますが、やはりコミュニケーションの質は落ちます。
ある程度人となりがわかってからはオンラインで十分ですが、オンラインでしかあったことない人との関係構築って難しいなと。
なんというか、「この人は任せても大丈夫」的な信頼感というか。
これは僕がおっさんだからですかね。
今どきはSNSで彼女を見つける時代というので、「今どきの人」なら全然抵抗ないのかもしれません。
が、会社の上層にはおじさんが多いので、完全にリモートに振り切るのは時間がかかるでしょうね。
出社2とリモート3!
1週間のうち、3日は在宅勤務、2日は出社くらいのバランスなんじゃないでしょうか。
いや、もうちょっと出社に寄るかな。
異動は絶対なくせないので、異動してきた人との人間関係を築くためにも対面は必要かなと思います。
そもそも、仕事って新しい人と会わずにできることなんてほぼないんじゃないでしょうか。
相手の人となりがわかるような通信手段が開発されるのを待つか、teamsで相手を理解できるようなスキルが我々の身につくか、なにかもう一段の進化が必要な気がします。
ではまた。
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