コロナワクチン接種の2回接種率がおおむね8割近くになり、感染拡大もひと段落かと思いきや、今回のオミクロン株はワクチンを避ける能力があるのだとか。
あくまで感染力の話で、重症化率は低そうですが、そこはまだ検証段階のようです。
この感染に関しても、3回目のワクチン接種で大幅に抑えることができるとのことです。
再び追加接種の機運が高まっていますが、いまだやはりファイザーかモデルナ、時々アストラゼネカみたいなラインナップで、国内メーカーは未だ参戦できてません。
2018年に国内最大となる6兆円で英シャイアーを買収した「武田薬品工業」、国内髄一の規模を誇りながらなかなかワクチン治療薬では存在感を示せてません。
自分で作るのは難しい
実際、コロナワクチンはいろいろな企業が供給していますが、自社で開発できてるのはモデルナだけのようです。
それ以外はいわゆる「バイオベンチャー」と提携なり協業なりして、ヨソから技術を導入して自社の設備や流通販路で製造・供給をしているというのが実態のようです。
そういうもんなんですね。
特に今回は緊急性が高かったので、じっくり開発してる時間が取れなかったことも大きな要因のようです。
そういう観点でみると、モデルナの供給を担う武田と、ビオンテックの技術を導入したファイザーと、実は大差ないのかもしれません。
と思ったら、利益構造が全然違うみたいですね。
ファイザーは製造から流通まで担ってますが、武田は流通だけ。
結局収益観点からはほとんどメリットがないようですね。。。
自社開発も取り組んでいるが。
武田は血液製剤の開発を進めていましたが、期待した効果が得られず断念しています。
21年度後半にも国内産のワクチンが・・などという論調もありましたが、やはりハードルは高いようで、方針転換してノババックスから技術移転を受けて自社生産を開始する模様です。
先のモデルナの「販売代理店」よりは一歩踏み込んだ取り組みなので、これはそれなりに市場に評価されている模様。
核心ではありませんが、ある程度の利益も期待できるとみられているようです。
ただ、ウェーバー社長も言ってましたが、「治療薬をより早く届けることが重要」というのは正しいかなと思います。
日本のワクチン接種率の伸びは世界でも稀にみる急速なものでした。
菅前総理のオペレーション巧者という面もありましたが、武田の頑張りもあったということでしょう。
企業の利益だけ追いかけるなら、モデルナの販売代理店になるより他の方法を選んだでしょうから。
ま、裏側はもっといろいろあるんでしょうけど、よくわかりません。
武田ホルダーとしては、今はただ成長することを祈るのみです。
持てる力はまだまだ解放されてないと思うので、私見ですが。
いつの間にか今年も最後の日となりました。
一年間、お世話になりました!
いや、まだこのブログは1年たってませんが。。
また来年も引き続き気になったことをメモしていこうと思います。
よろしければまたご来訪いただければ幸甚です。
ではよいお年を。
余談 最近気になる
データのバックアップ用に買っておきたいです。
充電は、もはや「ケーブルをさす」なんてめんどくさくて。。
あとはバッテリーですね。PCにも給電できる頼もしいヤツです。
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