はじまりは就職活動
僕が社会に出たのはまだ20世紀でした。ありがちですが、未だ昨日のことのように思います。
就職活動で自分の大学生活を振り返り、意味を問われ、その成長を語るために随分と背伸びしました。
いや、正直に言えば盛ったという事でしょうか。
そしてにわか仕込みの知識で一生懸命ココロザシを語りました。
ただ、一生懸命考えたことには、何かしらの意味があると思います。内定取れた時点で忘れ去ってしまってるかもしれませんが、何か自分の軸みたいなモノを炙り出してるのではないかと、僕は思うのです。
ウンウンうなりながら自省してたどり着いた答えは、今でもやはり同じ思いでいます。
いまでも、いつかは実現したいこと
僕は大学から上京していたので、卒業と同時に地元に帰るか、東京で就職するかで悩みました。
東京で就職すれば、選択肢が制限されることはまずありません。自分の可能性を最大限に引き上げられます。
一方で生まれ育った地元への愛着もあるし、実家が古くから続く家なので一族の想いもあります。
住む場所で人生が変わるなんて、なんて不便なんだ!
ここが出発点でした。
当時携帯も普及し始めてましたし、テレビ電話の走りみたいなものもありました。
インターネットが爆発的に成長して、場所に関係なく同時に情報が得られる環境が浸透し始めていた時期でした。
ITの進化により人と人が会うのと同じ環境を作る
これが僕の仕事をする上での軸になりました。今でも、遠巻きながらここに寄与する仕事ができてると思うので、続けて頑張ろうと思えます。
コロナで強制的に一歩ふみだしましたね
電話やメールではなく、直接会うことはとても大切だと思います。一度でも会うと、感じる親密度が電話やメールとは格段に変わります。
まだオンラインでは勝てません。今は。
でも、昔のカクカクテレビ会議や音声だけのボイスカンファレンスから比べると、今のZoomやTeamsの進歩たるや隔世の感があります。
まぁ、10年一昔といいますから、二昔と比べれば当たり前なのかもしれませんが。
技術が成熟したところにコロナが来て、一気に末端まで浸透しました。
非対面とは無礼な!とか言わせない状況に、長期間追い込まれたことで社会全体がちょっとづつ慣れてきた感じがします。
利用者の増加により、技術が加速度的に発展することでしょう。
人と人が実際に会うのと同じくらいのオンライン対面が実現する日が近づいてる気がします。
どんな世の中になるんだろう
仕事のために住む場所を選ぶ必要がなくなります。
そうすると、東京に人が集まる必要もなくなりますよね。地価も住宅価格も激変するでしょう。
駅チカを求めて狭くて高い部屋に住む必要もないんです。
満員電車に1時間も揺られる必要もないんです。
就職のために上京や、あるいはUターンする必要もないんです。
変化はゆっくりですが、中身はここ数百年の概念をひっくり返す革命的なものではないでしょうか。
そして、そのどれもが既にここ一年のニュースに傾向が出ている内容ばかりです。
通信とITが発達した先には、既存価値をひっくり返す世界が待ってるというワクワク感。
結局東京で就職を選び、実家をどうするのか棚上げにして答えが出せないままでいる僕には、頼みの綱でもあります。
いろんな意味で僕のモチベーションを支えてくれてます。支えてもらわないとすぐ折れるので。。(笑
ではまた。
モチベーションを掻き立てるために、ビジネス書は結構役立ちます。単純だからか。。
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