23年10月から始まるインボイス制度、ずいぶん前からやる時期だけ決めて、詳細はずーーーーと討議中となってました。
まぁ、国の制度だし税金の話だし、なんだかんだ抜け道は確実に塞いで概ね皆に平等(平等にシンドイ)仕組みができあがります。
そう思ってました。
税制っていうのは、上がることはあっても下がることはないもんだと、勝手に思い込んでました。
違うこともあるんですね。
結構びっくりしました。
結果的に僕はお得にはならなかったわけですが、意外な判断に驚いたのと、ちょっといつか炎上するんじゃないかなーと心配にもなりました。
太陽光発電事業者で年間売上が1,000万円以下の僕からみたインボイス制度とは
詳しくはいろんなサイトに出てるので割愛しますが、個人事業主で3基の発電所から年間500万円の売上を得ている僕にはどんな影響があるんでしょうか。
売上1,000万円以下の事業者は「消費税非課税事業者」になれます。だから消費税を払う必要がありません。
一方FITによる売電価格は「買取価格〇〇円+消費税」となってます。
FIT価格が18円なら、東電からは19.8円(税込み)で支払われます。
本来この差額1.8円は年末に消費税の確定申告をして納税しないといけないのですが、免税事業者は払わなくてもOKです。
つまり、消費税分は儲かっちゃうわけです。合法的に。
これが、インボイス制度により課税されるようになると言われてました。
まぁ税金なのに利益にしてたわけですから、正しい姿になるということでやむなしかなと。
いや、僕の場合は消費税還付のために課税事業者になっていたので、これまでも今も、毎年消費税を払ってます。
だからなーんも変わらんわー、と思ってました。
制度開始を半年後に控えて、FIT非課税事業者への対応方針が出た
おどろきました。
23年2月に資源エネルギー庁からの案内が出てました。
なんと、「非課税事業者はインボイス登録不要」「買取価格に変更はない」「買取価格とはFIT認定価格+消費税」と明記されてます。
つまり、益税は認定時の権利だからそのままもらってokだよー、とお役所が認めたんです。
そんなことってあるんですね。。
でもよーく考えると、このインボイス制度によって益税分を負担する人が交代してます。
現状電力会社は発電事業者に消費税を払い、その分は納税額から控除してます。だから結局益税分は国がもらえる税金を逸失していることになります。
インボイス導入後も電力会社は非課税事業者に対しても消費税を払い続けます。しかし、その消費税分を納税額から控除できません。
だって、インボイス登録してない事業者は消費税受け取った証明を出せませんから、払ってないのと同じ。
つまり、これまで国に来てたしわ寄せが、今後は電力会社に来るわけですね。
ということは、、、、結局国民か(笑
なんか炎上しそうな。。。
電力会社は消費税分の負担が増えるわけですから、電気代を上げざるを得なくなりますね。
この、ただでさえ光熱費高騰が問題になっている最中に「インボイスの影響で電気代が上がります」「え、理由?非課税事業者が消費税を着服しているからです、合法ですけどね」なんて話になったら、ネットは炎上するんでしょうね。
まぁ、合法なので問題はないんですけど、なんかね。。。
僕の場合は
僕はモタモタ様子見してるのがイヤだったので、さっさと1年前にインボイス登録を完了してしまいました。
簡易課税事業者なので、みなし仕入れ税率が70%適用されるため、実質的な消費税率は3%となります。
それでも、年間の売電額500万なので、消費税は15万円払います。
なんか早とちりしちゃった感じもありましたが、やっぱり益税は気持ち悪いのでこの選択でよかったかなと思ってます。
でも、国の意向に早く対応したほうが損になるなんて、無視してた方が得するなんて、なんかおかしな制度だなーと思いました。
こんなこともありますが、でもやっぱり早め早めで判断して対応していこうと思います。
何事においても。
ではまた。
おまけ お気に入り紹介
お気に入りのビール用グラスですが、もう一回り大きいのが欲しい。
いろんなサイズをそろえたくなるくらい使い心地がよかったです。
ただし、扱いに気を遣いますが、、、補って余りあるよさ。
そしてビールは最近これがお気に入り。
糖質ゼロでもビールの味がすると思う。
ただし、アルコール低めなのでちょっと薄い感じするんですよね。
濃いめが好きな方はこちらの方がいいかも。しっかりビールの味もします。
つまみもできるだけ健康に寄せて。
健康気にするならビール飲まない方がいいし、つまみも余計な間食だし。。。
でも、やめたくないから、やめないながらも健康寄りの選択です(笑
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