ずいぶん思い悩んだ挙句、1.1億のローンを組んで一棟アパートを購入したのが3年前。なんと、早くもローンの固定金利期間が満了するとのこと。
そうだ、あの頃は「3年先なんてずっと先、どうなってるかわからん!」と、短い固定期間=金利が安いものを選択していました。短いとはいえ3年ですから、しばらく気にしなくていいかな、くらいの判断で。
あっという間でしたね。3年なんてあっという間。しかも世間はインフレ真っ只中(笑
借り換えで提示いただいた金利、笑っちゃうくらい上がってました!今の金利の1.5倍ですね。
借入額が大きいものですから、金利が0.1%上がると、年間の支払い額が10万円増えます。今回の提示は0.6%程度上がってましたから、単純に年間60万円程度利益が悪化します。年間の家賃収入の6%程度が削られるわけです。
家賃が一部屋7万円程度なので、空室が8コマ=ある部屋が半年以上空室!と等しいわけです。
イヤほんとインフレキツイわ。
ありがたいことにずっと満室で、価格改定のチャンスもありません(笑
こんな時に備えて、普通借家契約じゃなくて定期借家契約にしておくべきだったんですかね。。。
周辺の物件情報を見ていても、異動期に出てくる部屋数がめっきり減りました。すなわち、人が動いてないみたいです。引っ越し代も高いし、入居時の一時金も高いから、やっぱり住み続けよう!って人が増えてるんでしょうね。
物件がないから、多少高くても契約が決まる模様。周辺物件の価格を3年くらい前からリサーチしてますが、3年前より3,000円くらい上げてる物件はザラにありますね。それでちゃんと埋まってるし。
はぁ、、、まぁ、赤字じゃないからいいか。長く住んでもらえるのはありがたいし、目指した姿ではあるので。
時々発生する入退去のタイミングで価格を見直していこうと思います。
さて、冒頭の話に戻ると、3年前には不動産なんて自宅しかなかったんですが、今は2棟25部屋のオーナーになりました。
22年あたりのブログを辿ってみたら、いろんな逡巡が記録されてて、あーそうだったなーと懐かしかったです。たった3年なのにもう忘れてるし(笑
一生懸命シミュレーションして決めたので、概ね計画通りに現在を迎えてます。
思い出した不動産投資の自分イベント
- 不動産ブロガーに会ってみた。業者を紹介してくれたけど、今振り返ると三為業者だったな。害はなかったからいいけど、あれで参入してたら2棟目はなかったかな。
- なんの伝手もなく銀行にアタックした。融資エリアというのを盾に、想像以上に冷たかった(笑 開拓は不動産屋さんの紹介の方がラクチン。手間と金利の天秤なので、しっかりシミュレーションして判断が必要。
- いろんな物件見学に行った。駅前の様子を見て、歩いて現地に向かい、不審者感丸出しで周辺をうろついて写真を撮ること、20棟くらいかな。。。忙しかったけど結構たのしい。
- 不動産契約時の捺印が大変。ローンや売買・保険まで、とにかく捺印が大変。一体何枚の書類に押印したことか。
- 一瞬で通り過ぎる1億円。融資契約時、一瞬だけ自分の口座に1億円が振り込まれ、そして一瞬で売り手に送金されるという儚いイベント。一瞬でも、通帳に1億円があったという足跡が大きな決断をしたんだとわからせてくれます。
- 1/3が空室になった。購入後半年で1/3の部屋で退去が発生。まさか、ダミー入居者だったのでは?!と思うくらいタイミングが一緒だったけど、身元も理由もしっかりした人達だったので、座して待ちました。数か月で埋まって以降、ずっと退去が出てません。
まぁいろいろありましたが、総じて手間がかかりませんね。そしてしっかり利益が出る。
ただ、毎年少しの利益を得つつ、ローン返済により物件の所有権を手に入れていく構造なので、一気に利益が出ることはありません。20年くらい先に物件を売却すると大きな利益が手に入る、って感じですかね。
ってことは、早く始めないと自分が衰えちゃうかもしれないというリスクがあります。80歳から余剰資金が増えても、、、ね。
ではまた。
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