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不動産

一般的に株式投資はリスクが高いと言われます。比較的高い部類ですね。

安全性を目指すと貯金ということになりますが、これは金利が0.001%の世界です。投資ではありません。無料の貸金庫みたいなもんですから、金庫にしまっておいても当然増えません。

安全に、でもしっかり増やしたい場合はどうすればいいんでしょうかね。

一般に「年齢分の割合を現金で持つ」のが良いらしいです。

30歳なら3割現金で7割投資、80歳なら8割現金で2割投資、という感じです。

現金といっても現金で持つ必要はありません。安全資産にということなので、貯金とか債権とかいう選択肢になるんでしょうね。

さて今日はお得と安心をどうやって両立するかを考えたお話です。

絶妙なバランスがほしいんですよね。
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債権でふやせるのか?

貯金がダメなら、安全資産の雄、債権は?となります。

残念ながら日本国債ではほとんど雀の涙程度の利回りしかありません。直近の10年物で0.1%です。。。

ちなみに米国債のETFであるBNDの利回りで2.8%くらいですね。日本国債見たあとにこれを見ると、すぐに買いたくなります。。。

このBND、抜群の安定感を誇ります。

リーマンショックもチャイナ・ショックもどこ吹く風

このグラフで見ると、安定感というよりはVTIの成長がすごすぎてむしろBNDの低成長性が際立ちますね。。。

ちょっと主旨からズレましたが、BNDがずっと株価を維持し続け、かつ2-3%程度の配当を出し続けているところは特筆すべき特徴です。

僕もBNDは100株だけ持ってます。良くも悪くも動きませんから、いつ買ってもいつ売ってもOK。つまり、遊んでいるお金があるならBNDにおいておけば、とりあえず2-3%で運用できるということです。

ただし、わずかながらですが上下動はありますし、為替のタイミングもあるので、細かいことが気になる方は持ちっぱなし前提のほうが良いかと。

安定性でいうなら太陽光発電は優等生

BNDの安定性は「ペーパーアセットの中で見たら」というお話であって、現物資産、中でも太陽光の安定性はかなりのものです。

太陽が出る限り発電できます。買取価格はFIT制度で固定されてます。故障、災害は保険でカバーできます。

大雑把に言うと、2,000万で設備を買って20年運営すると、トータルで4,000万の収入が得られる感じです。

つまり、年100万の利益なので、実利回りは5%といったところでしょうか。

いいじゃないか!と飛びつきたくなりますが、なにせハードアセットは流動性が低い。

飛び込むのはよーく考えてから!

途中で現金化したくてもすぐには売れません。希望の価格になるかどうかもわかりません。

さらに、年100万といいましたがこれは平均の話で、実態その利益は15年目以降に偏ってます。つまり15年間は利回り3%くらいで、最後の5年が10%くらいといった感じです。

時間に余裕が持てるかどうか、が判断ドコロですね。

イイトコドリの投資先があった!

ETFや債権は、利回りは低いがいつでも売れるしいつでも買える。

太陽光発電は利回りは高いが流動性が低い。

そんな両者のいいところを併せ持つのが「インフラファンド」です。

僕は「タカラレーベンインフラファンド」を200万円ほど持ってますが、配当利回りは5%を超えてます。

一口あたり、直近で12万円ほどなので、年率5.5%程度の配当率!

かつ、上場しているのでいつでも売り買いができます。

業績は日照時間によります。冷夏や多雨があったとしても、日照りや猛暑もあるので平均すると一定の収入は確実に計算できます。よって、業績は非常に安定しています。

債権買うならインフラファンドのほうがいいかなー。

それでもインフラファンドが不動産投資に勝てない部分がある

これはもう「融資」の一点につきます。

この差がなければ、誰も流動性の低い太陽光発電所運営や手間のかかるアパート経営なんてしないんじゃないでしょうか。

株式投資のためのお金を貸してくれる銀行はありません。僕程度の与信では。

でも不動産投資なら融資が受けられます。

自分の所持金ではないお金で不動産を買い、そこからの収入の一部で返済するので、資産拡大にレバレッジをかけられるわけですね。

身の丈はわきまえて行きたいと思います。

借金は怖いですが、ちゃんと収入が返済を上回る設計ができるなら問題はありません。

その設計とリスクヘッジをするハードルが高いからこそ、現物資産への投資は利益が大きいんでしょうね。

んー、僕はどうしようかなー。。

とりあえずインフラファンドにお金を置いておいて、不動産市場が下落してきたら換金して、満を持して一棟アパートに攻め込もうかな。。

タイミング見るセンスは持ち合わせてないけど。。。

皆さんはどんな作戦で行かれますか?

ではまた。

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