早くも24年最終月となりました。ホント早いですが、また個人事業の決算期がやってきました。
決算に向けて諸々できることを進めているんですが、先日のインフラファンド損切もその一環。権利確定前に処分したんですが、権利確定後に配当の倍近く下落してました。ホントに恐ろしい。。。
でもやっぱり、どう考えてもおかしいと思うんですよね。太陽は必ず出るし、売電価格は国の保証があるし、故障や事故には保険があるし。コケようがない事業形態なのに底なしに暴落を続け、いまや年利10%の利回りになってます。
インカム10%ということは、10年持ち続ければ元が取れるということです。基準価額が0円になってもほぼ損はしてないということ。それでも売られるってことは、10年以内に分配金が下がる=10%を維持できないと予想する人が多いってことですかね。
でも物件のFIT認定期間って20年って決まってるから、どれくらいのペースでFIT明けになるかはすでに見ることができるはずなんですけどね。
制度開始が2012年ですから、まだあと8年程度は安定して売上を出してくれます。加えてFIT明けもFIPに移行することで発電は継続できますし、そもそもグリーンエネルギーに対する需要は高まる一方です。
なのに、、、ですね。なんでだろう。
やっぱり将来を見据えて増資をする必要があり、そのたびに基準価格が切り下がるところが嫌気されてるんでしょうね。もうちょっとうまいやり方あったんじゃないかなーとか思います。あるいは、MBOで非上場化して自分たちで売電収入を得た方が採算性良くなるんじゃないでしょうかね。
まぁ、これは過去最大の痛い学びでした。
でも今年はそれだけじゃなく、現物の発電所で2度も盗難にあいました!もうさんざん(笑
やっと復旧したので、今回は防犯対策をキッチリやってきました。
ほんの半年の間に同じ場所が2回も。。。
2月と7月にやられました。
おかげで売上は年間で100万円程度の損失となってます。復旧費用は1回40万程度かかってますから、合計200万円程度の損失です。
かたや、銅線の買取価格なんてせいぜい数万円程度の手取りにしかなっていないはず。
なんでこんなことするんだ。。。
警察の方に話も聞きましたが、昨今の金属原価高騰により、門扉やエアコンの室外機、果ては蛇口まで盗まれるご時世(地域か?)なんだとか。
防犯カメラがあってもお構いなしなんだそうです。カメラの映像から検挙って、多発する盗難程度の犯罪ではなかなか難しいらしくて、加えて実行犯が外国人だったりするので、帰国しちゃって逮捕できないというケースも多いんだとか。
近所にメガソーラーがあるんですが、あまりにも盗難が頻発するので警備員を立ててやっと治まったという話もありました。
零細個人にそんなことできませんから、できることをやるしかない。とにかく「めんどくさい感じ」にするしかないです。
防犯対策
防犯カメラ
無駄とは言え威嚇にはなるはずだし、あわよくば顔が映るかもしれません。現地の状況確認にも利用できます。
ただ、今回の盗難でわかったんですが、銅線盗難時に電源を落とされるので、当然カメラの給電も止まって現地確認はできません。
ただ、直前までの映像はSDカードに残ってるので、後日映像を確認することは可能です。
僕のケースでは、犯罪者は映ってませんでした。そもそも雑草を確認するために地面に向けたカメラだったので。。。
鋼管
14万円かかりました。一号柱から地中、地中からキャビネットの部分、これまでは樹脂製の管路だったんですが、金属製に変えてもらいました。
被害は2回ともこの樹脂管を大きなハサミのようなもので切ってケーブルを出し、切断・引き抜きされてました。
ここが切れなければ盗めないだろうと。
いや、切れなくはないんだろうけど、手間がかかるから敬遠されるという期待です。
ロック
鋼管は入れても、やはり電柱との接続部はケーブルが出てます。ここを切って、キャビネット側から引き抜けば盗めてしまうんです。
だからキャビネットが開かないことは重要。前回はキャビネットのカギを開けられてました。
だからここはもう物理対応。キャビネットを太いチェーンで巻いて、太いナンバーロックで施錠しました。
見た目的にも「ウワっ」って感じの見栄えで(笑 ロック感満載。
防犯灯
ちょっと民家から離れた場所にあるんです。と言っても100m程度なんですが、周囲が畑なので薄暗いです。
今時は太陽光で充電できるセンサーライトが3,000円くらいで買えます。
一号柱にとりつけました。手が届くところでは意味ないので、高い場所に取り付けるために梯子も必要でした。
こっちは伸縮式で5,000円くらい。
なんかチョコチョコ小銭がかかるわ。。。でも念のためです。
もう犯罪後の対応とかめんどくさすぎて。。。
やっぱり保険
そしてやっぱりこれが一番大事。今回の2件は物理的損害と売上逸失と、ともに保険でカバーしてくれました。
防犯のための鋼管やカメラの費用は対象になりませんが、2回分の復旧工事80万円と売上損害100万円程度は全額保険でカバーすることができました。
これ大事ですね、ホントこれなかったら大損害です。
さて、やっと面倒な諸手続き・作業が完了して定常運航に復旧しました。残念ながら日照時間の短い時期に入って売上はイマイチですが、このまましっかり発電を続けてくれればと祈るのみです。
いやー太陽光、今年はだいぶ負けたなー。
でもサラリーマンでよかった。こんなことあっても生活は脅かされないから(笑
いろんな収入源を持つって、大事だなと思った年末でした。
あれ、投資しなければ損もなかったとか。。。あれ(笑
ではまた。
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