なんだその流行モン的な名前は。
Financial Indipendentce,Early Retireだけでもギリなのに、冠にサイドを付けると。
付けたら何が起きるんだ、一体。。。と思いながらも、さほど影響もないので気にしてませんでしたが、これって今の自分の最適解だなとおもったんです。
というか、これを目指してここ7年くらいは邁進してきたなと。これ、現実的だし再現性あるし、結構楽しかったなと思います。
やったこと
「投資」という観点では、株式投資から始めました。それは意外と早く30代前半の2008年、リーマン明けからスタートしました。投資歴としてはかれこれ16年ということになります。
きっかけはじいちゃんからの遺贈で、興味もないのに証券口座を作ったこと。振り返るとすべてのきっかけはここにあった気がします。
当時はネットエントリーも全然整備されてなくて、郵送でなんやかんやいろいろ手続きが必要で、とにかくめんどくさかった。
さらに一般口座だったので、確定申告とかもこのころ覚えました。
昨今「全国民が確定申告を!」みたいな極論が提示されたりしてますが、当時を思い返すと「無理!」のひと言ですね。
慣れてしまった今だと「それくらい誰でもできるでしょ」なんて思ってしまうんですが、当時はわからな過ぎて「違法行為をしてるんじゃないか、オレは。。。」という不安しかありませんでした。
これが全国民の義務となったとたんに、税務署は業務破綻に陥るでしょう。やるなら「もっと簡単にしてから」ですね。有意義な施策ではあるとおもうので。
そこからネットによる情報共有をフル活用して投資界隈の知識を貪り、国内・外国・信用・投資信託と範囲を広げてきました。
ブログから学べるんだ
投資ブログから太陽光発電を知りました。ペーパーからハードへの一歩を踏み出してみようと。
固定収入が期待できるとはいえ、借金を背負う「事業主」となるわけですから、この一歩は大きかったと思います。
PCの画面上に出るデジタルな金額だけの、ある意味仮想的な世界から(仮想的ですけど責任を伴いますが。。。)、リアルで物理的なモノを持つ世界に踏み出したわけです。
そこでデジタルで想定したことが、現実でも起きることが検証できたことで大きな自信につながりました。
ブログで読んだだけではウソかホントかわかりません。いやそれをホントと信じ込んで痛い目に遭った人はたくさんいるんだと思います。勝者の陰に数千の敗者が横たわっていますが、常に拡散されるのは一人の勝者の物語だけですから。。。
自分なりの手段で想定を現実につなげることができたのは、とても貴重な経験でした。想定の仕方を学べたというか。
スケールを大きくしてみよう
太陽光は1基2000万円程度の事業です。事業を開始して1年もすると安定運用できてきます。
収入は200万/年程度で、これをもっと増やしていくか、或いは他の投資にチャレンジするか、スケールアップするには次の一手が必要だなと考えました。
んー、アパートだな。
一棟アパートを買うと、年間1000万近い収入が期待できます。太陽光5基分です。
ただし、一棟で1億円以上が必要になります。そんなお金ないんですが、地味にサラリーマンで頑張ってきたことが奏功します。融資がつくんです、安定した給与所得を上げてきた実績があるから。
そっかー、華やかな外資や夢あふれるベンチャーみたいな輝きはないけど、これまで築いた堅実さはちゃんと評価してもらえるんだ!という喜び。結構うれしかったです(笑
現実的
そしてコツコツ物件を探して、現在2棟保有に至ると。7年前の僕からしたら上出来なわけですが、だからと言って会社を辞めるなんて全く考えてません。
どっちも楽しいんですよね。だから両方やりたい。
事業主として自分の思うままに決定していく仕事も(大して決め事もないですが。。。)楽しいし、一方でサラリーマンとして、みんなと協力しながら大きな実績を上げるというゲームも楽しい。なんせ個人とは規模感が違いますから。
そして、さほど大きな労力なくしてケーススタディが完成したことが大きいです。このマネをしていけば、さらに拡大していくことは難しくないと思います。
ただし、そのためにはやっぱりサラリーマンである必要はあるし、一方で事業として人を雇うほど余力はないので、物件探したり銀行交渉したりといったことは自分でやる必要があります。
まぁ、楽しいからどちらも人に譲るつもりありませんけどね(笑
再現性
投資計画の組み立てから業者交渉、収支管理から確定申告、全部自分でやってます。だから何がどう動いたか全部わかるんですね。結果「同じものをもう一つ作る」ことはさほど難しくありません。
マイクロ法人の一人親方なので、全部自分でやっているが故に全部自分で調整できます。
再現するために必要な最低限の人脈も、最初のトライアルで形成されてますから、次からは「前回みたいな感じで!」で事が運びます。これはとても助かるし安心感があります。
事業を開始してから「あれ?!手残りないじゃん!!」では困りますから。。。
この再現性は2手目3手目を打つ際の心のよりどころになります。
楽しい
そう、結局ここに行きつきます。
「好きこそものの上手なれ」
これに尽きます。好きだから調べるし、好きだから飽きないし、好きだから覚えるし、好きだから疲れないんです。結果、他の人より上手になるんですね。
大きく括って「投資が好き」と思っていますが、その本質はポートフォリオを作り上げるゲームのような感覚です、今は。
「自分が働く」だけではなく「貯金が働く」「資産が働く」という仕組みを構築することで、「自分が働く」を2倍にしようと思ってます。
そこに向かって一歩ずつ進んでいる達成感が心地いいなと、思うんですよね。
ではまた。
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