正直にいうと、この制度の存在意義を未だあまり理解できていません。
自分の住んでいる自治体に払う税金を、一部他所の自治体に振り替えると、振替先の自治体からお土産がもらえるという、なんとも摩訶不思議な制度。
使っておいて言うのもなんですが、理屈がおかしいと思うんですよね。
- なにも考えずに自分の住む自治体に払う
- 当たり前ですよ、国民の義務ですからね。
- ふるさと納税で他所の自治体に払う(寄付)
- ホントありがとう!お礼に牛肉差し上げます!!
払い先によって結果が違うなんて、税の公平の観点からして大丈夫なんでしょうか。。。
一体どんなロジックがあるんでしょう。
歪んでると思うんですが、これが国の制度なのでそれに沿った対応をするまでです。
国の深慮遠謀は凡人にはわかりません。
市井の庶民は「上に政策あれば下に対策あり」で生き延びていきます。
実はこの「地方へ納税」に100年の計が織り込まれてるのかも知れません。
庶民がどうこう推測したところで、制度はすでに10年近く運用されているわけですしね。
これまでに頼んだふるさと納税
うなぎ
鹿児島産のうなぎは、毎年7月の土用丑の日に間に合うように5月に頼んでおきます。冷凍なので。
湯煎でうなぎとタレを温めて、贅沢にご飯の上に「これでもか」と載せていただきます。
至福!
いろんなうなぎを取り寄せましたが、やはり鹿児島産、薩摩川内ブランドはチョット格が違う感じがしました。個人の感想ですが。
ちなみに、注文する時に「量が多いほうがお得」な感じがして、よりグラム数の多いものを探してしまうんですが、「頭つき」かどうかは気をつけたほうがいいです。
「頭がうまい」という人もいますが、可食部として頭なしでグラム数が多いのが一番オトクです。
まぁ、美味しいかどうかが最優先ですが。
ラ・フランス
僕は嫌いなんですが、家族が好きなので頼みました。
生育状況によるので、僕が頼んだ時はちょうど出荷の谷間で、2ヶ月くらい待つ事になりました。
ちゃんと連絡はあったので特に問題ありませんが、「来月のホームパーティーで出したい」とかいうのは、ちょっと気をつけたほうがよいかと。これは農産物すべてそうですけど。
山梨産でした。僕は食べませんでしたが、家族は絶賛でした。
近所におすそ分けしても喜ばれました。
一箱届きましたが、あっという間になくなりましたね。。。
佐賀牛
いい肉でした。量もサシも最高でした。
が、おっさんにはチョット重かった。。
最初の20分は興奮、それ以降活動停止。。。みたいな状態になりました。
年齢的に赤身の旨味が染みるお年頃になってきました。
脂身はちょっと。。。
息子たちが狂喜乱舞して平らげました。
オーダースーツ
こういうの経験したことなかったんですが、着心地は最高です。
ちゃんと個体を測って作ったスーツというのは、窮屈さがないんですね。
知りませんでした。。。
着た時に影ができないので、フォーマルな雰囲気がでます。
ただ、、、コロナで出番がホントに減りました。
確かにラクになったとはいえ、普段着の軽快さには敵いません。
そもそも用途がちがいますから。
そしてその用途がコロナ禍で絶滅寸前。。。
スーツ業界、しんどいですね。
みんなどんどんラフになっていくし。
モンベルチケット
日本発のアウトドアブランド「mont-bell」のお買い物ポイントです。
ダウンジャケットやアウトドアグッズの購入に使えます。
子育て世代には、親子共々欲しい物がたくさんあります。
アウトドア系のツールは耐久性、耐汚性が高いので重宝します。
残念ながら総務省の「3割キセイ」によりなくなってしまった模様。。。
ホント残念。
みかん
コスパ高いと思います。
時期にもよりますが、1万円も寄付すれば「10キロ!」も貰えます。
ビタミンCでお肌スベスベになりますが、際限なく食べ続けた子供の手のひらが、黄色くなりました。。。
ビール
直近の本命はこれです。上限額いっぱいまでここに注力してます。
ホントはもっと残るものに寄付したほうが広告宣伝効果も上がって、制度の主旨に合うのかも知れませんが、ウチはここにかかる費用が多いので大いに助かってます!
はい、完全に僕のワガママです。すいません。。。
千歳市に1.5万円寄付すると、お礼の品として「キリン淡麗グリーンラベル500ml×24本」が貰えます!
すごく助かってます。ありがとう!!
つまりは減税効果?
本来なら自分で店に行って買っていたものを、ふるさと納税の返礼品として受け取っているわけです。
そうすると可処分所得がふえるので、余ったお金で違うものを買います。
つまり減税と同じ効果があるということになります。
どうでしょう、使わずに貯め込んじゃいますかね。。。それだとダメですけど。
でもこのふるさと納税、毎月の住民税や所得税が減るので、あたかも手取り収入が増えたように見えます。
心理的には「余裕ができた」と感じるのではないでしょうか。
むむ、さすが役人の深慮遠謀!
まださらに奥があるんでしょうが。。。
気をつけてくださいね!
それぞれ寄付によってメリットが得られる金額の上限は異なります。
収入多寡によって寄付額上限が違うので、何も考えずに寄付しまくると、善意だけで終わります。
それはそれで意義のあることなのでいいのですが、制度の活用を考えているなら計画的にすすめる必要がありますね。
そのへんは各ふるさと納税サイトに詳しいので、しっかり確認してから取り組んでください。
僕はひたすらビールを頼み続けますが(笑
規制されつつ、改善されつつ
過剰な返礼品に対して3割の上限が規制されたり、地域に関係のない返礼品がNGになったり、あるいは、サイトによっては精密機器はNGとか、過熱する返戻合戦もいろんな規制が入って沈静化しつつあります。
一方でわかりにくくて、参入障壁となっていた寄付金控除申告についても改善が図られています。
当初よりワンストップ特例という形で、5か所までの寄付であれば確定申告ナシで寄付金控除申請ができる仕組みが整理されました。
でも、確定申告してる人はコレつかえないんですよね。
僕も毎年確定申告の寄付金控除欄に、寄付先の住所とかいろいろ書いて、寄付証明書とセットで提出してました。
21年度の申告をしてびっくりしたんですが、マイナカードを利用していろいろ連携できるようになってました。
- 寄付金受領証明書はサイトからダウンロード可能
- 1年間保存しておく必要がない!
- マイナポータルの「もっとつながる」で寄付金サイトと連携すると、e-taxに寄付情報が連携される
- 金額だけでなく、面倒な寄付先の住所や寄付年月日など自動入力してくれる
制度としては???なまま、現実的な利便性だけ地道に改善されて行ってます。
ただ、やっぱり本質が問われるべき制度かな、とは引き続き思ってます(笑
ではまた。
余談:最近気になる雑貨
使い慣れると変えられなくて、ずっと同じものを買ってます。
キーボードのコンパクトさと入力のしやすさは恐ろしく進化してます。一度使うと手放せなくなります。
ずっと気になってるけど手が出ない、自宅用ソーラーパネル。
災害時には絶対役に立つと思う。バッテリーはもう持ってるので。
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