インターナショナルビジネスマシーンズといわれると、またずいぶん立派な名前の企業だなー、有名なんかなーなんてみてたら、あら、IBMじゃん!
僕でも知ってる巨大企業ですが、ここ10年くらいは全然名前を聞かなくなりましたね。。。
でも配当貴族銘柄ということは、しっかり増配を継続しているということ。
気づいてなかっただけで、実は新たな業態でしっかり稼いでいるのかもしれません。
一体どうなっているんでしょうか?
どんな会社?
ニューヨークに本社を置くテクノロジー企業です。
1960年代にコンピュータ市場で圧倒的なシェアを誇りました。
PCがコモディティ化し、稼げなくなると今度は新たな柱を創出。1990年代にはコンサルティングを含めたサービスとソフトウェア中心に舵を切りました。
現在はクラウド・ソフトウェア、そしてコンサルティングを柱として世界中に事業展開しています。
ダウ平均株価の30銘柄の一角を占める老舗企業です。
業績推移はどうでしょうか?
売上規模は574億ドルですから、日本円で8兆円ほどでしょうか。
でかい!
ですが、18年までは10兆円近い売上がありましたから、トップラインが低下してます。
利益率もここ2年は一桁台。
コロナ影響もあるとは思いますが、かなり利益率が低い状況に陥っているように見えます。
ITサービス企業の利益率は10%程度ですから、さほど悪いわけではありませんが、最新のテック企業の20%超の利益率と比較すると見劣り感は否めません。
どちらかというと製造業に近い構造なんですかね。いやでももうPC作ってるわけじゃないか。。
コンサル企業としてみると、10%の利益率は低いかな。
株価はどうでしょうか
あまり調子よくない感じですね。
10年前と比較すると6割程度まで下がってます。
市場全体が300%という成長をしている中で、60%というのは「大損」のレベルです。。。
が、増配を維持しているというのは一体どういうこと?
配当はどうなんでしょう?
しっかり右肩上がりの配当を維持しています。連続増配は27期です。
つまり、、、、そういうことですね。
純利益を超えて配当しちゃってます。
これは、事業としてあまり健全な姿ではないように見えます。
結論
巨大企業ですし、老舗ゆえに膨大な技術の蓄積があります。
AI分野ではひと花咲かせる可能性も秘めてるとは思いますが、この株価、この配当政策、ちょっと危ない感じがしますね。
ここはないかな、配当貴族とはいえ。
ハリボテ貴族に見える。僕には。
ではまた。
おまけ お気に入り紹介
皿なんていろいろありますし、ピンキリですが、長く使うと愛着も沸きます。
ガラス製品と違ってそう簡単に割れないので、結構長い付き合いになります。
せっかくだから気に入ったものがいいなと思ってます。
ittalaのお皿はシンプルでツルツルで飽きがこないのと手入れが楽なので重宝してます。
グラスもいいです。丈夫だしキレイだし。
あとアラビアも大活躍してます。和に洋に。
コーヒーカップも気に入ってますが、ちょっとメルヘンチックで照れます。
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