先日NHKで再エネにまつわる内部告発が特集されてました。
2件ピックアップされてましたが、どちらも国民の負担を尻目に暴利を貪る貪欲な事業者が描き出されていました。
特に見るでもなくついていた番組から、『再生エネルギーをめぐる・・・』とか『太陽光パネルを・・・』とか聞こえてくると見入ってしまいます。
が、しばらく見ていると、奥さんがボソッと一言。
『キミの事業は、歓迎されとらんね。』
ガーン。。
確かにそう見える番組構成でした。
金儲けのためにやってるのも事実です。
でも、人に迷惑をかけないように努力してるし、税金は払うし、おまけに環境負荷のない電力を供給してます。
そのための設備は自分でリスクを取って、借金して作ったんです。
何もしないよりはよほどマトモな取り組みだと思ってます。
心ない編成で悪者にされたようで、残念に思いました。
事例1 バイオマス発電事業者
廃材を原料に発電するバイオマス事業も、国の定めた価格での買取が保証されてるそうです。
この価格は廃材をたくさん含むほど買い取り単価が高くなるそうです。
コレを悪用してサンプルを濡らして燃えにくくする事で、あたかも廃材の量が多いように見せかけて、単価を釣り上げる手法が横行しているとありました。
まぁ、いるんでしょうね、そういうズルをする輩が。
どの業界見てもそんな輩はいます。
こういう人達のせいで真面目に仕事してる人まで・・という、使い古されたセリフが頭に浮かびました。
事例2 景観破壊と斜面の太陽光発電所
2例目は太陽光発電所でした。
周囲に何の断りもなく大規模な発電所が設置されて、複数の事業者に分譲されてるという事例が出てました。
コレはよく見るパターンですが、説明もなしというのはあまりないかなと。
近隣の方が、『太陽光発電はいい事なんだろうけど、コレを見ると人間の欲望の塊みたいで気分が悪い!』とおっしゃってました。
確かに何の断りもなくやったらそんなわだかまりも生まれるでしょう。
そのために多くの事業者は設置前に近隣に説明して回ってます。
そんな努力は、このマス攻撃によって一撃の元砕け散るわけです。
太陽光パネルが欲望の塊だと。。
さらに、山肌の急斜面にパネルを設置して、大雨で土砂が流出したケースも出てました。
こんな場所がなぜ認定されたか不思議でしたが、さもみんなこんな無茶な設置をしてるかのような放送でした。
こんな物件、滅多に出逢えませんから。。。
そもそも、あっても買わないし。
こんな無茶をして、その見返りに高く売電していると。
その原資は、皆さんの電気代なんですよ!と、訴えるわけです。
次に太陽光発電所見たら、石投げたくなっちゃうような内容でした。
リスクとってマジメに運営してる事業者が大半で、それは社会的に意義のある事だって事、少しでいいからちゃんと触れて欲しかった。
こんな放送が原因で再エネ投資が萎んだら、どうやってNHKは責任取るんでしょうか。
なんて、ちょっと腹立たしかった一件でした。
世の中、こんなことがそこらじゅうにあるんでしょうね。
ではまた。
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