太陽光

太陽光発電の融資をメガバンクに相談したときのお話。

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太陽光

先の国民金融公庫からの融資に敗れた僕は、次のターゲットをりそな銀行に定めました。

ホントは地銀や信金を狙いたかったんですが、一見さんが連絡して検討してくれるほど甘くなかった。。

電話だけでことごとく断られてしまいました。

そこで、住宅ローンを借りてるりそな銀行なら僕のことをいくらか知ってるので、なんとかなるんじゃないかと思い、この線をあたってみることにしました。

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どうやってコンタクトとるか?

住宅ローンを借りたのはもう10年以上前ですし、そもそも不動産屋がすべて手配してくれてたので、ローン実行のときに都心の支店に行ったことがあるだけです。

よって、借り入れをしている店舗とのコンタクトルートは何もありません。

しょうがないです。

最寄り店舗の代表電話に連絡して主旨を伝え、融資担当の人に繋いでもらいました。

ローンも組んでますし給与口座も持ってるので、そのせいか非常に丁寧に対応いただけました。

そして、融資担当の方が一度会ってお話しましょうとのこと。

おお、話が早い!時間を決めて面談することになりました。

何を準備していったか

恥ずかしながら融資についてメンター的な方など誰もいません。。。

全然わからないので、ネットで色々調べて一通りそろえました。

といっても、先日公庫の面談をしてたのでほとんど「既に」持ってました。

まったく、あれやこれや苦労して準備したのに。。。(←しつこい)

・サラリーマンの源泉徴収票

・太陽光の事業計画(物件概要、収支シミュレーション)

・現在保有している発電所の収支状況

・現在の資産状況(株式とか自宅とか)

再利用できてよかったです(笑

結果は?

担当の方が太陽光はよくご存知だったので、面談は非常にフランクに進みました。

ただ、担当の方が詳しいというだけで、銀行として積極的に取り組んでいるということではありませんでした。

最初から耳にはしてましたが、メガバンクが個人の太陽光に融資をつけることはほとんどないという話、本当でした。

担当さんも詳しいが故に、多分難しいと思うとおっしゃってました。ただ、収益の確実性はよくわかってるので本部の審査部門に一度話をしてみると言ってくれました。

おぉー、やってみるもんだ!

ワクワクしながら帰宅すると電話が。。

大変丁寧でしたが、お断りの電話を頂きました。なんと当日に。

もうチョット検討くらいしろよと思うところでしたが、回答が早い事は大変好感が持てました。

面談の最中も何度か本部に電話で相談してくれていたので、交渉してなんとかなるかどうかは大体アタリがついていたんでしょう。

勿体つけずにすぐ連絡くれたのは、誠意のある対応だなと思いました。

こちらも次の検討に集中できますしね。

やはり、スピードは全てを解決します。自分の仕事でも気をつけよう。。

さて、お断りの理由は?何だったんでしょか。

担保が足りない

やはり太陽光設備は担保にならないようです。土地は担保になりますが、、、あの土地ですからね。

田舎の雑種地には大した担保価値がないことに異論はありません。。

自宅を担保に入れていただければもう少し交渉の余地が、、というお話もありましたが、そこはぼくが譲れませんでした。。

僕が自由に投資をできるのは「家族の生活に危険を及ぼさないこと」を守っているから。

ここは愚直に守ります。

事業実績が短い

公庫でも指摘されましたが、ぐうの音もでません。そりゃまだ始めたばかりですから。。

もうチョット待ってくれたらしっかり黒字経営の決算見せられたんだけどなー。

でもその頃にはFIT制度なんて終わってるでしょう。。。

コレに関しては今じゃないとダメなんだよな。

とかいう僕の事情なんて、貸す側からしたら知ったこっちゃないですね。

金利が高い

せっかく融資条件が整ったとしても3%近い金利になると思うとのお話でした。

1%強を期待して相談していたので、全然折り合いません。

信販で借りたほうが安いじゃないか。。。

あれ、僕の信用力って恐ろしく下がってるということかな。

結構借りる順番って大事かも知れません。

最初に信販で2,000万円程度の借り入れを作ると、その先が苦しくなるという話を他のブログでも目にしてましたが、そのとおりになってしまった!(笑

日銀の施策で市中の現金はジャブジャブなので、金融機関はみんな貸し先を必死で探している!なんてメデタイ頭でいました(笑

甘かったですねー。

でも、恵まれてたのは信販の与信枠は通ってたということ。

諦めて2.1%のアプラスさんに2基目、3基目の融資をお願いすることにして、事業自体は拡大することができました。

僕の与信水準が明らかじゃないと参考にならない情報かも知れませんが、まぁ、こんなケースもあるのかぁ、程度で。


関連記事です。

当時は示せませんでしたが、やっぱりシミュレーション通り利益はちゃんと残りますよ。そして借り入れが片付く15年後以降は大きな利益になって帰ってくる!(はず。。)

特に春先の、ほのかに暖かくなってきた頃の発電量の伸びは、いつみても嬉しいものです。

一方でホントは一年で一番日が長いはずの夏至の6月はいまいち発電量が伸びません。

そう、梅雨だからですね。

そんな当たり前のことも一個づつ体験しながら学んでいきます。

基本ほったらかしで大丈夫なんですが、事業環境は緩やかにかわっていきます。

制度や技術の進歩改変を横目に見つつ、収支改善できるところは見直し、守るべきところは自衛するということは最低限必要になってきます。

国の制度だって、安泰ではないんです。

まだまだアンテナ張って学んでいかないといけませんね。

ではまた。

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