平均所得45万のうち32万は、既に用途が決まってる!
20年度の実績ですが、勤労世帯における可処分所得(税金とか除いた、自由になるお金)は、中央値で45万もあるそうです。
地域でもかなり差があって、埼玉では62万円とか。
意外と東京じゃないんですね。女性が働いてる割合が高いからでしょうかね。
ちなみに世帯主平均年齢は54歳だそうなので、結構なベテラン世帯ですね。若い人はもっと少ないかと。
45万もあったらいろいろできるなーなんて思っちゃいますが、ここから生活費がかかります。
同じく総務省の統計によると、世帯当たりの月間支出平均は32万程あるそうです。
よく見ると、住居費が1.5万円と激安だったりするので、都心に住んでる人からするともっと高いでしょうね。
その分給料も多いと思うので、まぁ、そこは相殺として。
結局45万入金されてもその8割!はすでにロックされてることになります。
残りの13万円をうまくやりくりして、車買ったり、住宅ローンの頭金にしたり、子供の教育費を貯めたり、あるいはちょっと豪華に旅行したいなーとか、やりくりするわけですね。
さらにそこから細々と投資して、老後の資金を積み立てると。
サブスクリプションモデルの隆盛
この「平均13万円」、ただでさえ用途があれやこれやあるのに、追い打ちをかけるように「月額ビジネス」がどんどん拡大しています。
その昔、ゲームをしたければファミコンとソフトを買えばそのあとは追加料金はかかりませんでした。
音楽聞くならCDを買う、映画見たければDVDを買う・レンタルする。
すべては一時金で片付いていたんですが、今は月額化されてますね。
ゲームはオンライン接続で対戦やデータ保存を提供し、月額払わないと楽しめないような仕組みになってます。
音楽もDVDもアップルやAmazonのように月額化されて「好きな時に好きなだけ」というスタイルが標準になってきました。
電気・ガス・水道、最近では通信といった水道光熱費のように「毎月必ずかかるもの」としていろんなサービスが跋扈してきてます。
サブスクのこわさ
サブスクリプションモデルの怖いところは「高くない」と思わせるところです。
例えば「音楽配信が毎月500円!聞き放題!」と言われると、弁当1個分くらいなのでまいっか!と入ってしまいます。
が、1年利用すると6,000円、10年続けたら6万円になります。
しかも、安いから毎月お金がかかってることを忘れがちで、聞いてもいないのに払い続けてるケースもあります。
でも、これは確実に「残りの13万円」を浸食していきます。
僕らの財布は狙われている!
企業から見ると、高いものを一回で売るビジネスより、小分けに長く収入が上がるビジネスのほうが事業計画が立てやすく、安定した経営ができます。
先月は2倍の売上があったのに、今月の売上はゼロ!みたいなジェットコースター経営は、「たまたま売れなかった」だけで会社がつぶれてしまうことになります。
だからいろんな業界が「月額化」をすることで入口を入りやすくして、そのかわり1年2年と継続利用を縛るようなサービスをどんどん出してます。
ローンと一緒ですね。
ローンなら、仰々しく銀行で書類捺印するので緊張感もわきますが、サブスクサービスなんてネットでポンっと入れますから、大きな支出につながることなんてあまり考えません。
そうやって、僕らサラリーマンの給与収入は吸い取られているわけです。
いや、もちろん対価のサービスはもらってるので、あくまで自分の責任ですが。
要らないサブスクは、時々見返さないといつの間にか増えてます。
最初の半年無料!とかで加入して、いつの間にかクレカ払いしてた!とか。
年末に一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
ではまた。
余談 年末にやっておきたいこと
フローリングの補修
子供がいると、なにした?!というようなヘコミを作ってくれます。。
探すといろいろ便利なものがあるんですね。
フローリング補修キットなるものがあって、試してみたら簡単に目立たなくすることができました。
窓、ドアの手入れ
少しづつの変化なので気づきませんが、いつの間にかドアがギ~っとなったり、鍵の開け閉めがしづらくなったりします。
普通のオイルスプレーだとベタベタしてほこりがたまってしまいますが、シリコンスプレーだとさらっとしてます。
椅子の脚とか、気になりませんか?
ダイニングチェアの足にフェルトのシートを貼ると、傷防止と防音、そして滑りがよくなって使いやすいです。
年末の時間があるときに張り替えておきたいと思います。
はがすのは大変なので、これがあると便利。
共通・手袋した方がいい
作業するときは手袋を欠かさないようにしています。
けが防止と、掃除のときは洗剤で指が荒れないように。。。
年齢とともに保湿力が落ちてるのを痛感します。
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