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統計学は最強なんじゃないか

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不動産

そう思ったんです。

というのも、先日盗難被害にあった太陽光発電所の復旧が完了して、諸々の費用を精算してみてわかったんです。

いや、それはほんの一部で、自分がやっている事業全体が統計的に平均に収斂しくるなーと思って。

盗難被害で3か月間発電が止まったんですけど、保険による修繕と休業補償によって前年とほとんど差がない収支になりました。

いや、厳密には、今年の天候は去年より日照時間が少なかったので、実質チョット儲かったくらいです。ちょうど防犯強化費用くらいが儲かった感じで、結局何も残りませんが(笑

アパート経営でもそうで、細かく見ると成功も失敗もあって「もっとこうすればうまくいったかも!」とかあるんですけど、一方でラッキーパンチで儲かった部分もあったり。

転出が重なって空き部屋が多くなるタイミングもあれば、満室のまま全然動かない時期もあります。平均すると95%近い稼働率が維持できており、固めのシミュレーションをしっかり上回るところで推移しています。

どちらの事業も、事前に想定した収支に近い結果が出てます。事前の想定は過去の事例の平均値をベースにしています。やっぱり平均に収斂してくるんですね。

つまり、過去の事例を集めて平均的な事業収支をシミュレーションしてみて、これがプラスなら大方うまくいくってことです。

過去の事例はすでに確定した事実ですから、統計的に〇なら、概ね勝ちが読めると。

株みたいな、一経営者の判断や市場のキマグレで急変するものは、過去の平均はあくまで「過去のこと」となるわけですが、不動産や太陽光は天変地異でも起きない限り大きな変動は起きません。

天変地異も保険でカバーできます。

つまり、統計さえしっかり取れたら確実に成功にたどりつけるということです。すごい!

すごい幸運や、ものすごい努力の果てにたどり着いた成功は、物語として魅力的です。

ただ、再現性が低い。。。

再現性が高いというのは、即ち平均的であるということなんだろうなと。

何万分のイチを目指して、夢叶わず無数の屍となるのはあまりにも勿体無いので、もっと段階を踏んで、再現性の高いモノを積み重ねて高みを目指す事だってアリじゃないかなと思います。

たどり着くゴールは同じですからね。

自分の人生ですから、どれを選ぶかは自由です。

確かに、過去の実績から統計的にわかるような成功はみんなが集まるし、人が集まるとメリットは希薄化します。

背水の陣から「外れ値」の結果を出した方が、より成果は大きいでしょう。だから背水の陣もアリではあると思います。向き不向きかなと。

僕はチョットずつ積み上げていく方が性に合っているようです。

今年は信用取引で大失敗したので、例年以上に向き不向きを感じる一年でした。

テクニカルな駆け引きは、やっぱり向いてない(笑、才能がない。。。

地道に地に足付けて、25年も頑張っていこうとおもいます!

ではまた。

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