米国株のブログをよく見て参考にさせていただいています。
皆様お世話になっております。
よく名前が出てくる企業って大体同じようなものになりますし、それらの企業はしっかり利益を出して成長しているものが大半です。
米国株好きが好奇心の限りを尽くして調べた銘柄ですから、当然と言えば当然かも。
米国株サイトの登場回数で構成するファンドなんか出来たら、結構いい成績出せるかもしれませんね。
さて、今回は人気銘柄Visaです。
カードは持ってますが、なんでそんなに人気あるんだろう??
こういうのは自分で調べて納得しないとね。
どんな会社?
Visaと言えばクレジットカードですね。クレジットカードのブランドは星の数ほどありますが、決済インフラを提供する会社はVisaとマスターとちょこっとJCBという感じですね。
事業内容は
参加者間で価値と情報を伝達することにより、グローバルな商取引を可能にする
ロイターより
とあります。
まぁ、決済プラットフォームの提供ですね。
ちなみに元はバンクオブアメリカが立ち上げたBankAmericardが始まりなんだとか。
業績推移はどうでしょうか?
営業利益率、驚異の64%!
信じられないくらいの高収益体質です。
売上の規模自体は200億程度なので、コレほど有名な世界ブランドにしては控えめな規模感ですが、その半分以上が利益とは。。。
ちょっと利益取り過ぎじゃないですか?(笑
それでもみんなが使うのは、それだけ便利だからですね。
さらに、使える場所が多くないと価値がありません。
その開拓を世界規模で実現してるから、そうやすやすとは新規参入出来ないでしょう。
株価はどうでしょうか
見事な右肩上がりです。大きな下落もなくコンスタントに上げ続けてます。
しかも直近5年は加速気味で。
他と比べるとどうなんでしょうかね。
直近10年の上昇率をVTIと比較してみると、VISAの驚愕の成長が顕在化します。
VTIも3倍になっててスゴイんですが、VISAは13倍!
そりゃみんな買いますね。
配当はどうなんでしょう?
配当額は伸びてますが、あくまで株価に連動して増えてるだけで、配当利回りは一貫して0.5%!
強情なまでの意思を感じますね(笑
キャピタルゲインで答える会社なんだと。
配当性向は20年に少し伸びましたが、それでも2割程度です。
増配余力はありますね。しないんでしょうけど。
自社株買いによるEPS向上はコンスタントに実施されてる模様。
一般投資家ウケとか狙わず、一貫して合理的な選択をされてる感じがします。
シミュレーションしてみました
コロナ前の2019年6月に1万ドル分購入して、2年後の2021年6月に売却したらどうなっていたんでしょうか?
2年で1.4倍なので、年率20%程度の運用が実現できてます。
コロナで20年4-6期は株価が一度さがりましたが、その後急回復してます。
●●ショックで急落したところを狙わないと、なかなか買えませんね。
結論
PERで50倍はちょっと割高感も否めません。
利益はしっかり伸びてるんですが、それを上回る株価になってしまっているように見えます。
キャッシュレスが浸透する事で、侵食される事業なのかなと思ってましたが、タッチ決済を普及させる事でさらに勢力を拡大しているようです。
日本ではSuicaが先行して浸透してますが、海外では6割から8割という浸透率でVISAのタッチ決済が利用されてる模様。
個人的にも、コード決済より圧倒的に便利だと思います。
いろんな電子マネー使いましたが、今はSuica一択になってます。
今後の可能性を感じる事業です。人気なのもわかります。
が、ちょっと高いかなーー。
皆さんも投資される際には、ご自身でよく検討の上ご判断ください。
ではまた。
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