先日業績を検証してみたマイクロソフト、クラウドへのシフトを見事に成功させて波に乗っていることがわかりました。
が、高いからちょっと買えないなーなんて見てました。
そういえば、デバイスもマイクロソフトの中では立派な基幹事業に育ってました。
一庶民の僕が、自分が欲しいPCを探したときに、surfaceは選択肢に入ってくるぐらいの個性と性能と価格を備えてました。
非常にシンプルな条件です。
webとofficeがサクサク動くモバイルPCが欲しいな。
やっぱり本家が作ったPCならOfficeとか快適なんだろうな。
あるいはMacBookを買ってOfficeを入れるか。。
いや、Officeなんて要らんと思ってましたが、気づいたらよく使ってる自分がいる。。。
メーラーもいろいろ使って、最後OutLookになってるし。。。
たどり着いた先がこれなら、それを優先して考えようと思い、surfaceにたどり着きました。
まだ買ってないけど。ほしーなー。
CCCがマイナスを達成
CCCといえばTSUTAYAの「カルチャ・コンビニエンス・クラブ」です。
でも、違います。Cash Conversion Cycleですね。よくわかりませんが。
Cash Conversion Cycle:キャッシュ・コンバージョン・サイクル とは?
仕入れのために現金を投入してから、何日後に再び現金化できるか?という日数のことです。
簡易な例でいうと、1月1日に木材を仕入れてその場で代金を払い、1か月かけて棚を作り、店頭に並べて3月末に売れたとします。現金決済で。
この場合のcccは90日ということになります。
マイクロソフトはこれが「マイナスになった」そうです。
それの意味するところは、木材の代金を払う前に棚の代金をもらっちゃってるということです。
主な要因は2点
・仕入れから支払いまでの期間が長くなった(期間の利益が得られてる)
・クラウド構成比の向上により「月額」で安定的に収入が発生。
→ モノを渡さなくても定額収入が得られる事業の構成比が向上
経営上、CCCは短いほど良いとされ、実際AmazonやAppleはすでにCCCでマイナスとなっています。
CCCマイナスだと何がいいの?
仕入れで現金を払ってから商品が売れて現金が入るまでの間というのは、「お金がない状態」になります。
この期間が無くなるわけですから、手元資金が潤沢になります。
この余力を活用して、成長投資や有利子負債の返済、株主還元など、いろんな手を打つことができるようになります。
ちなみに20年の営業CFは607億ドル、フリーCFでも485億ドルもあります。
さらには21年の営業CFは20年を上回る613億ドルで過去最高が見込まれてます。
好調な業績に加えて、さらに投資の余力を手に入れたマイクロソフト。
ここからさらなる一手をどう打つのか注目したいところです。
ますます買えなくなる。。。
皆さんも投資される際には、ご自身でよく検討の上ご判断ください。
ではまた。
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