結論は見えてますね。高成長のVTIに投資したほうが遥かに利益が大きかったのがこの10年です。
これは実績もそうだし、感覚的にもわかります。
では、高配当は損だったのか?というと、そういうわけでもありません。
巨大老舗企業でありながら、チャレンジングな舵取りが評価されず低評価(ゆえに高配当)と化したAT&Tへの投資。
10年を振り返るとどういうことだったのでしょうか。
この10年の株価
09年の株価を100とした場合、20年の株価がどこにいたか、というグラフです。
全米であるVTIは10年で約3.5倍に成長しています。
GAFAMが怒涛の勢いで成長しました。時価総額も大きく、VTIに占める比重も大きくなるのでその成長の果実を存分に享受しています。
GAFAを買ってたらもっとすごい利益が得られたんですが、まぁそこはいったん置いといて。。。
一方のAT&Tですが、103%で横ばいです。
損はしてないんですね。
そして、AT&Tには忘れてはいけないオプションがあります。
そう、dividendsです。
高配当銘柄の代表選手ですから、株価が上がらなくても配当で十分利益が出てるかもしれません。
2009年に10株買って毎年1株ずつ買増し。配当再投資で積み上げたらどうなる??
緑線のAT&T、株価だけで見ると横ばいでしたが、配当込みで見ると2倍超に成長してます。
10年で2倍ですから、積立込みですが年10%増えていくということになります。
悪くないですね。安定感含めて考えたらいい投資と言えそうです。
いや、積立投資してるから、ベースは200%となります。とすると、大した伸びはないとも見れる。。
VTIは725%という、わけのわからん成長をたたき出してます。。。
09年から積立投資してればなー、なんて後の祭りですがね。
相手が強すぎますが、AT&Tも伸びてはいます。
冷静に見ると。。。
この際立った米国株式の成長、積立投資を続けていたら10年で7倍というのはちょっと異常値なんじゃないかと思ってしまいます。
政治の状況や投資の環境、人口増加等考慮すると、投資するなら米国一択だと思ってるんですが、ちょっと過熱しすぎな感もあります。
金とか債券とか、ちょっと調べ始めたほうがいいのかな。。。
その前にまず利益確定しないと買えないな。。。
んー、迷う。。
皆さんも投資される際には、ご自身でよく検討の上ご判断ください。
ではまた。
コメント