キーエンスの21年度上期業績は、売上が前年同期比5割増、純利益は7割増だったそうです。
やっぱりこの会社すごいですね。。。
一体何がすごいのか?
直販にこだわる
メーカーって代理店営業が多いんですね。
製造はするけど、販売は営業会社とか大手卸に任せちゃうパターンです。
これだとお客さんのニーズが拾えないんですね。
代理店からの要望はわかりますが、一枚フィルターがかかると全然情報の粒度が変わります。
自社の製品の使い勝手は、自社の社員が徹底的にヒアリングすると。
いや、正確にはファブレス企業なので、ニーズを聞いて製品化する部分だけで成り立っている会社です。
時代
FA(ファクトリー・オートメーション)はまだまだ黎明期です。
さらに発展途上国もこれからどんどん自動化を進めようと、投資に向けて大きく振りかぶってます。
この成長市場にいることが強さの源泉とも言えます。
伸びる市場で満足度の高い商品が継続的に出せれば、利益は勝手についてくると。
好待遇
高収益の源泉である「お客様のニーズ」を聞き出す営業マンは、まさに伝家の宝刀です。
ここに対する出費は惜しみません。
平均年収1,700万円は日本企業で断トツ1位です。
商社の雄三菱商事をも100万近く上回ります。
※いや、三菱商事もすごいな。。そんなにもらえるのか。。。
営業が強いって、、、何がつよい??
押しが強い営業会社なんてたくさんあります。
時代的にも、あまり成果が残せないパターンですね。
キーエンスの営業マンは徹底的にデータを活用するそうです。
データサイエンティストが、販売状況から市場のニーズを分析して営業にフィードバックしているそうです。
言うは易し。
これが実現できてることが強さの源泉なんですかね。
普通サイエンティスト置いたくらいで営業なんて変わらないし、営業マンのヒアリングでここまで高利益体質なんて生み出せないと思います。
何かあるんでしょうね。
なんだろう、キーエンス的には当たり前でも、実はとんでもない「なにか」があるんだろうな。
んーー。
入社でもしない限りわからんな。。。
ではまた。
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