バイデン大統領になってからカーボンオフセットへの取り組みが企業の使命として浸透してきました。
毎年、大雨や巨大台風の被害を受け、やっぱり環境への取り組みは必須だなと思いを新たにするわけですが、実は巨大な市場が出来上がってきてます。
不勉強でぜんぜんわかってませんでした。
ちょっとこれから注目していこうと思います。
CO2排出量取引とは
CO2排出権取引とは、あらかじめ企業などに排出権を割り当て、その余剰分を売買出来る制度です。
温室効果ガスの排出量が上限より少なかった企業は、上限を超過して排出する企業に対し、排出権の余剰分を売ることができます。
排出権の枠は各国の削減目標に準じて設定されます。
排出を抑えないと余計なお金がかかり、逆に基準以下なら売却益を出すことができます。
この仕組みで温室効果ガスの削減を強力にすすめるんですね。
手段は主に二つ
これまで無料だった炭素排出に対して値付けをするので、カーボンプライシングと言うのだそうで。
その実現手段は、排出権と炭素税があります。
炭素税は文字通り温暖化ガス排出に対する税金ですから、こちらは企業の収入が増える話ではありません。
実は、日本は「地球温暖化対策税」ということで、すでに課金されてるんですね。
二酸化炭素1トン当たり289円だそうで。
高いの?安いの??なんとなく安そうだけど。。。
一方排出権は、これを売却することで収入を得ることができます。
だからここに市場ができてるんですね。
実はあのテスラの利益の源泉は
テスラの勢いがとまりません。時価総額は100兆円を超えました!
日本最強のトヨタは34兆円です。
なぜテスラはここまで評価が高いのか?というと、車一台当たりの粗利が大きく違うようで。
トヨタ25万円に対して、テスラは73万円もあります。
差がつく要因は作り方だったり販路だったりいろいろあるんですが、大きな要素はCO2の排出権売却益です。
電気自動車を販売することで、基準値分の排出権を丸ごと販売できちゃいます。
20年度で1700億円ほどあったそうです。
これが丸ごと利益に乗るので、ほかの自動車メーカーとは大きな差になり、今の株価につながっています。
排出する限り費用が発生する
ヨーロッパではすでに制度が導入されており、単価はうなぎのぼりです。
日本で同様に導入された場合、企業の負担増は2-3兆円と言われています。
排出する限り費用は発生します。
単価は上昇傾向なので、排出権市場はさらに拡大していくと思われます。
日本ではまだ導入されてないから注目度低いんですかね。
世界では結構巨大な市場が新たに生まれているということがよくわかりました。
ではまた。
余談 最近気になるアレコレ
年末のお休みはDIYに励もうと、今からソワソワしてます。
今のうちに道具を揃えておかないと。
電動ドリル
安いのは1万円からあります。が、マキタのインパクトドライバーが欲しいなぁ。。。
カッコいいから、という所有欲だけですが。
作業台
「固定する」ことができると作業効率が大きく上がります。
作業台は意外なほど安くて、折り畳みもできるのであると便利です。
ノコギリ
丸ノコがあればいいんですが、そんな本格的な道具は持ってないので、手でのこぎりを引きます。
まっすぐ切るのは思いのほか難しいですが、ガイドがあるときれいに切れます。
仕上がりが全然違う。つなぎ目がぴったり合うと見た目がきれいです。
カンナ
仕上がりが断然きれいになります。
やすりでもいいですが、カンナ仕上げの方が見た目はきれいな気がします。
ただし、木目によってはがさついちゃうこともあるので、やすりとは併用ですかね。素人は。
ヤスリ
あると何かと便利です。
掃除機
庭があればいいですが、ベランダや室内で作業する場合には掃除が大変です。
飛び散らないようにこまめに掃除しながら作業します。
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