何度か自分で書きながら、ちゃんと実行できてなくて大やけどしました。
なんとも情けない話ですが、これは学ばなければいけない話。
身の丈に合わない損失が出ました。この先違う展開があるかも知れませんが、その期待でキズを深くしてきました。。。
起きたこと
インフラファンドに信用買いで2000万程度買い建てしてました、2年前くらいから。
理由は単純で、利回りが6%程度あったから。年間で100万円以上のインカムゲインが得られます。
太陽光はリアルでも持ってるし、買取価格は法律で決まってるし、太陽は必ず出るし、設備劣化はあれども必ず利益が出る事業である確信がありました。
だから信用買なんて実態のない手法に出たのですが、甘かったんですねー。
いや、今となってもなにが甘かったのかわかりません。わからないけど下がっていくんです、基準価格が。。
盗難がーとか、晴れの日が少ないーとか、そんなもんは大した変動要素ではありません。
保険に入ってるし、日照時間は数年で平均したらほとんどブレはありません。
じゃ、何故下がる?
一般投資家とは別次元の話だと思いました。つまり、投機的な資本の割合が高いと。
イメージはイマイチですが、実業を伴う老舗企業にはいろんな株主がいるから、一部の投機家による恣意的な変動というのは起こりにくいです。資本が分散してるからですね。
インフラファンドはそこが弱いかなと。
一部の投機家の意思で乱高下するんですよね。それはファンドの収入には関係ないという理不尽さ。
今の発電所の収入は20年維持されるのに、その将来が悲観されて下がっていくわけです。
そっかー、20年以上成長していくビジョンがないと、人は投資しないってことか。20年稼ぎ続ける保証があるだけでもすごいと思ったんだけどねー。
損切りが辛い
当然価格は毎日動きますから、あぁまだ上がるかもとか、あと少し我慢すればとか思ってしまいます。だから損失が400万まで膨らんだのですが、やはりここは損切りラインの設定が大事なんでしょう。
2割のマイナスに届いた時点で、感情を殺して毎日10口ずつ決済していきました。
その間、上がったり下がったりはありましたが、概ね下げトレンドは変わらず、結果としては早く損切りした方が被害は少なく済んだという。。。
結果的には
損失は400万にのぼりましたが、配当としてはトータル150万程度でした。あと、他で出た株式譲渡益や配当と損益通算するので、20%の税金は戻ってきます。
もちろん今年だけで相殺はできませんが、通算では80万円分の減免が得られるので、ここは考慮してもいいかなと。
合計すると、都合170万円の損失ということで。極力自分のメンタルに優しい解釈をしてます(笑
自己責任
僕の事業規模で400万は痛恨ですが、これが原因でずっと嫌な思いをしてきたので、清算できてスッキリした感の方が強いです。
サラリーマンなので、もし会社のお金で同じことが起きてたら、、、清算できてないかも知れません。
事業主でよかった。ほんと、自分で事業してんだなー、と思った経験、とても痛い経験でした。
めちゃイタイけどね。。。
皆さんもお気をつけください。
ではまた。
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