5年前にシーゲル先生の「赤本」を読んであっさり感化されました。
たばこ産業とは「新規の投資が不要」「財務が安定」「一定の固定客」「高配当」と、独特な個性をもつセクターです。
セクターでいうと「生活必需品」になるんだとか。
必需。。。そうか??
まぁ、それはいいとして、5年前に40万程購入しました。
さて、これがどうなったか。
そしてこれからどうしていくべきか。。。
アルトリアの概要
たばこ業界首位で連続増配銘柄です。
アメリカ国内事業をアルトリア、アメリカ以外の世界事業をフィリップモリスという形ですみわけています。
アメリカ国内事業だけで売上は2.6兆円規模、ということになります。
連続増配企業らしく、配当金額のラインはしっかり右肩上がりとなってます。
配当利回りは7%程度!
ちょっと日本ではお目にかかれないレベルです。
が、そこは「たばこ」のなせるワザ。
現時点での収支
そう、あまり振り返りたくなかったんですが、見事なほど高値掴みしてます。
しかしながら、配当がいいので、思ったほどの損は被ってません。
この点ではシーゲル先生のおっしゃることは正しかったです。
利益が出た時点でしっかり配当として還元してくれていたおかげで、見た目ほどの損失にならずにすんでます。
が、、、、損は損ですね(苦笑
これからどうするか?
なんとなく、持ち続ければ配当の累積でプラスになるのでは??的な発想になります。
が、いま世の中は急速にESG投資に振れてます。
つまり、企業とは、社会の役に立つ存在でなければ支持されない世の中になってきていると。
近年、それが急速に進んでいる感じがします。(感覚的です、すいません)
でも、ここに反する企業の先行きが、あまり期待できないということに異論はありません。
タバコが、果たして社会への貢献を認めてもらえるかどうか。。。
タバコの価格は大半が税金です。さらに昨今どんどん値上がりしていきます。
ニューヨークでは1箱1,500円近く!
ちなみに僕がタバコを吸い始めた頃(もうやめましたが)、日本では一箱200円しませんでした。
今は550円になろうとしてます。
信じられないくらい高いですが、ニューヨークと比べたらなんて事ないですね。
その税収が社会を支える原資になっている側面は否めません。
実は社会に大きく貢献してる会社なんですが、世間からは袋叩きですね。
病気の原因となり、医療費を押し上げてるのもタバコです。
国の規制事業で、高い常習性を持ち、配当に積極的と、他に見ないワイドモートをもつタバコ事業ですが、人を病気にする事がわかっている以上、持続性には疑問符がつきます。
すぐにどうこうなる話ではないでしょう。
これまでもずっとこの環境で利益を出してきたわけですから。
でも、長い目で見たらやはり別の投資に振り向けた方が良い気がします。僕は。
ではまた。
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