スルガ銀行による不適切融資事件が起きたのが2018年。
それを契機に融資が非常に厳しくなり、一棟アパート投資も一時の熱が冷めました。
2020年頃からチラホラ動き出したかなと思って物件を探してたんですが、いやいやすでに結構高値圏にありました。
利益はちゃんと出る計算にはなるんですが、空室率をちょっと固めに見ると利益が無くなるほどの水準だったので、ま、ひと眠りしてから考えよう!と思ってました。
もうひと勉強しとかないと、あまりにも素人感丸出しだし。。。
不動産市場動向データがおもしろい!
全国宅地建物取引業協会連合会 不動産総合研究所が出している不動産市場調査レポートです。
サイトで無料で見られるんですが、非常に興味深いデータがたくさん出てます。
しかもここ2、3年の浅いデータじゃなくて10年近く前からの推移がしっかり見れます。
貸家着工数前年比推移(首都圏)
賃貸物件の着工件数が、前年より増えてるのか減ってるのか?が見れます。
しかも首都圏限定で。僕は買うなら首都圏だと思ってるので助かる。
赤線の着工総数を見ると、18年頃から冷え込んで20年まで低迷してます。
が、21年からちょっと上がってる。復調の兆し??
いや、過去を見ると1月は跳ねる傾向がありますね。
とすると2021年も着工数自体はあまり増加は見込めない、つまり供給は増えないという傾向かな。
一棟売り登録物件数、成約数、在庫数推移(首都圏)
一棟売りの投資物件がどれくらい市場に出てきたか、こちらも推移でみられます。
物件数自体が減る傾向がここ3年続いてます。
物件は減ってきてるのに成約件数は増加傾向に見えます。
その結果在庫件数は急激に減ってますね。
融資が止まった18年に在庫が一気に増えてるのは違和感ありますが、物件完成までのタイムラグの影響ですかね。
19年には在庫が一気に頭打ちになってます。
なんとなーく見えてくるのは。。。
あれ、どうやら不動産投資家たちは再起動し始めているよな気がする。。
決め手はこのデータ。
ホントに如実に見えて面白い。
16年をピークに不動産向けの貸出(赤棒)は下落傾向だったんですが、20年上期で底を打って、下期から増加し始めています。
コロナで在宅時間が伸び、住環境への投資が増えたことが影響しているんでしょうか。
とにかく融資を引いて不動産投資をする人が、2015年並みくらいにまで拡大してきているということがみてとれます。
ちなみに家賃はどれくらい?
アパートの平均家賃は上げ基調です。
ここが下がってると投資の腰が引けますが、非常にいい流れになってますね。
おお、そろそろ起きて動き出すときか?!
いや、現金が足りんな。。。
ちょっとペーパーアセットの整理をして、融資の算段もしないとな。。。
いや待てよ、高いと思ってた昨年よりも、物件価格は多分もっと上がってるだろうな。
融資総額が増えてて、供給は少なくて、家賃も上がってるとなれば、下がる要素がない。。。
タイミング難しいですねー。
まぁ、のんびり探そう。
でも、このサイトのデータ、すごく面白いです。
これからも参考にさせていただきます!
ありがとう、全宅連!!
ではまた。
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