自分の会社を持つ!憧れますね。CEOになれちゃいます。
サラリーマンとは別に事業を行うには個人事業主か法人になったほうが何かと都合がよろしいです。
青色申告で65万の控除が適用できますし、赤字の繰越期間も長いです。
一方で届け出とか会計の記帳とか、面倒なこともあるので、何も考えずに雑収入で済ましちゃう方がラクという場合もあるでしょう。
僕は太陽光保有にあたり個人事業主を選びました。
でも今後の展開を想定すると、法人の設立の方がよい場合も出てきそうです。
自分なりの判断基準をメモしておこうと思います。
そもそも届出がめんどくさい?
やりたいことは事業や不動産投資であり、ややこしい届け出なんか関わりたくない!という方も一定数おられるでしょう。
それもアリでしょう。
でも、チョット届け出するだけで10万とか65万の所得控除が受けられるなら、届け出しておいたほうがお得です。
サラリーマン以外の収入が20万以上あれば、どうせ確定申告は必要になります。
雑所得になるか事業所得になるかの違いだけです。
ただし、投資は上場株式だけ!という人は、こんなめんどくさいこと考えなくていいです。
譲渡益や配当益は源泉徴収されてますので、確定申告もいりません。
申告分離課税なので、大金持ちでも巷の庶民でも税率も変わりません。
大半の方はそんなコトも意識せずに口座開設していると思いますが(笑
個人事業主は簡単になれる?
はっきり言って「簡単」です。1週間で設立完了します。
必要な書類は以下のものだけ。書き方はwebで探せばあふれるほど出てきます。
- 開業届
- 都道府県税事務所へ提出する開業書類
- 青色申告承認申請書
- 青色事業専従者給与に関する届出書(いる場合)
僕はクラウド会計ソフトfreeeで、書類一式作成して郵送で済ませました。
あとは、事業用の印鑑を作ったくらいですかね。
立派な印鑑3本セットが3,000円程度で買えます。これも1週間もあれば届きます。
個人事業主なら「屋号」も任意です。
結構名前で迷う人は多いみたいです。
個人と法人ならどっちがいいの?
売上規模次第です。
僕のようなサラリーマン投資家は「給与所得+事業所得」の合計額に対して累進課税で税率が決まります。
要は、所得が増えるほど税率が上がるということ。
果までいくと、なんと鬼の40%課税!
プロ野球選手の年俸って、金額だけ見るとスゴイんですが、半分近くを税金でもっていかれちゃうんですよね。それはすべてこの仕組のため。
かたや、小規模法人は800万以下の収入について一律15%です。800万超で23%
これ見ると法人一択じゃないかと思うんですが、法人の場合は「固定費」が発生します。
- 法人住民税 7万円程度/年
- 税理士費用 5万円~/年
法人住民税は均等割部分だけで7万円なので、売上が全く無くても7万円かかります。
また、法人になると決算が複雑になります。決算だけは税理士にお願いせざるを得ないでしょう。
サラリーマンの片手間ですから、ここに手間はかけられません。
決算だけお願いするとしても、5万円程度は必要になります。
税率のお得さと固定費の負担を天秤にかけると、だいたい収入が1,000万を超えると法人設立のほうが効率がよくなるようですね。
気をつけないといけないこと
サラリーマンが副業をする場合は、会社のルールに従うことが前提になりますので、くれぐれも本末転倒にならないようにご注意くださいね。
いろいろなやり方がネット上には溢れてますが、税務関係は複雑なので「正解は税理士しか持ってない」と思っておいたほうがいいでしょう。
この記事も誤りがあるかも知れませんので、もしホントに取り組む場合には税務署などに相談してみると良いかと。
懇切丁寧におしえてもらえますよ。
ただし!時期は注意してください。確定申告の時期に行ってもあまり満足行く結果は得られません。
そりゃ忙しければできるだけ早く終わらせたいのが人情ですよね。役所だから、とかじゃなく。
なので2月~4月は避けましょう!
僕は7月に行ったらホントに丁寧に対応いただけました。
さて、みなさんも一国一城の主になってみてはいかがでしょうか。
ぼくはまだその域に達してませんが、目指してはいこうと思います!
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事業収入としては、不動産や太陽光発電で作り出したいと思ってます。額が大きくて取り組みづらいですが、安定性と手間の少なさの観点でこの手で行こうと思ってます。
どちらも不労所得になりうるところが最大の魅力です。ほっといても収入があるという安心感を手に入れたい。Financial Independence ですね。
ではまた。
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