株式銘柄分析_外国

配当貴族銘柄 リンデ(LIN)という産業ガス事業者 

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株式

米国企業とはいえ、配当貴族と言えば馴染みのある企業名が並んでいるのかと思っていたら、上位でも知らない会社がいくつもありました。

これも全然知らない企業名、リンデ。

名前から全く想像がつかないんですが、なんとなくネーミングの仕方がヨーロッパっぽいなという企業です。

さて、どんな会社なんでしょうか。

そして、なんで配当貴族になれるほど連続増配を続けているんでしょうか。

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どんな会社?

世界トップクラスの産業ガス企業です。

もともとはドイツの技術者カール・フォン・リンデにその名の起源をもつようです。

その後スウェーデンのAGAやイギリスのBOCと経営統合して事業を拡大し、2018年アメリカの同じく産業ガス大手のプラックスエアーとの合併を経て現在のリンデとなっています。

実は世界100か国以上で事業展開する産業ガスのグローバル企業です。

業績推移はどうでしょうか?

19年に独リンデと米プラクスエアーが合併したので、売上規模が一気に2倍に増加しています。

産業用ガスなので、利益率は低めの16%ですね。

いや、16%でも高いとは思いますが。

売上規模は300億ドルなので日本円だと4兆円企業ということですから、巨大企業ですね。

株価はどうでしょうか

いわゆる市場全体の動きに準じた株価推移となってます。

一時的な増減はあるものの、コンスタントに右肩上がりで来てます。

22年はちょっと足踏みしてますが、市場と同じような動きに見えます。

配当はどうなんでしょう?

しっかり連続増配を続けて29期連続増配です。

が、株価も相応に上がっているので、配当利回りは1%台とあまり魅力的ではないですね。

ただ連続増配企業なので、いずれお宝化する可能性はあります。

営業キャッシュフローはコンスタントに右肩上がりです。

フリーキャッシュフローはしっかりプラスを維持してますが、デコボコですね。

投資にムラがあるんでしょうか。

経営統合してまだ数年なので、しばらくはドタバタしそうな感じ。

結論

企業規模も大きく、連続増配も維持してます。

キャッシュもしっかり生み出してるので、安定感ある企業という印象です。

が、、馴染みが全然ないので、これからどうなるのかイメージしにくい。。

わからんところに投資するよりは、もうちょっと顔の見える会社の方が好みかな。

完全に主観ですが(笑

ではまた。

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