外食産業の雄、マクドナルド。
言わずと知れた米国企業、ハンバーガーは米国の象徴ですらあります。
為替の指標としてビックマック指数があるほど、世界中に展開しているグローバル企業です。
順位 | 名称 | 価格(円) |
1位 | スイス | 760 |
2位 | スウェーデン | 665 |
3位 | ノルウェー | 635 |
4位 | アメリカ | 590 |
5位 | イスラエル | 558 |
6位 | カナダ | 551 |
7位 | ユーロ圏 | 539 |
8位 | オーストラリア | 520 |
9位 | デンマーク | 511 |
10位 | ニュージーランド | 508 |
25位 | 日本 | 390 |
円換算なので為替影響ありますが、スイスのビックマックは日本の2倍ですね。米国も1.5倍程度になってます。
一方安い方で見ると、レバノンなんかは190円で買えるようです。買える店が少なそうですが。。。
ビックマックが190円の国に、年収数十億円のカルロス・ゴーンさんが脱出したわけですね。。なんかシュールな取り合わせです。
それはさておき、日本マクドナルドは株主優待の定番です。僕もお世話になってます。
じゃ、本家米国のマクドナルドはどうなの?ということで、実はここも10年前に少しだけ買っていたので、振り返ってみようと思います。
さて、どうなったかな。
単一銘柄ながらS&P500を上回る実績!
最近でこそSP500の伸びに追い抜かれてますが、2019年あたりはSP500を遥かに凌駕する実績を出してます。
この会社連続増配記録なんと44年!!!!
さらに、毎年1%以上「発行済み株式数を減らして」ます。つまり自社株買い&償却により一株利益を押上げ続けている会社なんです。
2013-15年あたりが低迷してますね。
ちょうどこの頃、日本マクドナルドはどん底でした。
賞味期限切れの鶏肉とか、ポテトに人間の歯が入ってたとか、まぁ、あれやこれやこれでもかと不祥事が勃発して、あの頃のマックは空いてました。株価も悲惨で。
三井物産に売却打診なんて話まで出てました。折り合いつかなかったようですが。
日本マクドナルドの株価は、その優待が人気過ぎて実態より高止まりしているようです。だから買収元企業も二の足を踏んでしまったようで。
株主優待って、そんな効果もあるんですね。
経営者の皆さん、是非優待の強化で自社防衛を固めてください!(笑
まぁ、日本の影響かはわかりませんが、しばらく低迷が続きましたが、2016年あたりから一気に成長の波に乗ります!
少額ですが持ち続けててよかった。
ときどき無性に食べたくなるんですよね。この刷り込み効果は簡単に消えない!
10年経ってどうなったか?
もともと20万円分だけ購入してました。2012年のことです。
これが2021年4月時点で45万になってます。あと、10年間の配当合計が6万円でした。平均3%くらいですかね。
総額で見ると、20万円が10年かけて50万円になったので、年あたり3万円の利益=年15%という運用結果になってます。
金利15%の貯金なんてあったら、もはや詐欺としか思えない現在、この運用結果は素晴らしいと言えるでしょう。
が、、ですよ。先のグラフにアップルを追加するとこうなります。
SPに比肩するとか、どうでもよくなりますね。。。
2013年時点でもアップルは有望株でした。その時、なぜマックじゃなくてアップルを買わなかったんだろう。。。
こっちだって主力はmacだったし。。。
とか考えるのはムダです!タイミングなんて読めるわけないのでインデックスを無機質に買い続けるしか、凡人に残された道はないんだなとしみじみ思う次第です。
でも、夢がありますね!
個別株はやっぱりチョイチョイやりたいな。
みなさんはどうでしょうか。
関連記事です。
GAFAMの出色の成長を読み切っていたらスゴイ利益だったんでしょうが、もしかしたらその時にIBMを買ってたかも知れないし、その場合は真逆の将来が待ってます。
選球眼が試されるところです。
若い頃はそういう銘柄にかけてみるとかしないと、いつまでたっても資産が増えないという問題があります。ネットに出てる「億り人」たちの記事を見ると、どこかで集中投資をして財をなしておられる方が多いように感じます。
この手の情報にふれるときは、「生存者バイアス」がかかっていることを忘れちゃいけません。
この発信している一人の成功者の影には無数の失敗者がいるはずなんです。
失敗はあまり発信しませんからね。。
僕はゆっくり育ててきたので、億り人はまだまだ。でも、増えてればいつかはたどり着く!
がんばっていきましょう!
ではまた。
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