米国企業とはいえ、配当貴族と言えば馴染みのある企業名が並んでいるのかと思っていたら、上位でも知らない会社がいくつもありました。
当然ですよね、すべての米国企業が世界展開しているわけではありませんから。
そういう企業の中に、きらりと光る優良企業が眠ってるんじゃないでしょうか。
少なくとも連続増配を達成している企業であれば、その可能性は十分にあります。
ネクストエラ、なんか帽子によく書いてある?
いやあれはNEW ERA(汗
この程度の知識水準です。。。
どんな会社?
北米における電力・エネルギーインフラ事業の持ち株会社です。
主要な子会社は、風力・太陽光による再エネ事業を手掛けるNextEra Energy Resources、フロリダにおける発電、送配電を担う電気事業者であるFlorida Power & Light Company(FPL)などがあります。
つまり、公益事業会社です。日本における東電みたいなもんですかね。
インフラ産業なのでドメスティックな事業展開となるので、日本では馴染みがないのも当然。
1997年から再エネ分野に参入し、現在アメリカ最大の再エネ事業者となっています。
ちなみにカナダやスペインにも事業展開しているそうです。
業績推移はどうでしょうか?
インフラ産業らしく安定した売上推移となっています。
利益率は20%程度を維持しており、電気という規制産業にありながら高い利益率を維持しているな、という印象です。
通常、規制産業は安定を保証される代わりに利益率が低いのが常なので、20%と聞くと、ん??と思ってしまいます。
国民が高い料金で使わされてるってことでしょ??ちがうのかな。。。
株価はどうでしょうか
10年前は20ドル程度だった株価が直近では100ドルに届こうかという水準まで上がっています。
再エネ最大手というのはこの企業の株価を大きく押し上げているでしょう。
配当はどうなんでしょう?
26期連続増配企業ですから、きれいな右肩上がりになってます。
が、配当利回りは1.6%ですから、さほど魅力的な水準ではありません。
特徴的なキャッシュフローになってます。
営業キャッシュフローはちゃんと維持してるんですが、FCFは赤字です。
大きく投資を重ねていることがわかります。
再エネ開発に今は投資の時期ということで、将来を見据えた動きができているように見えます。
成果が出るかどうかは別ですが。。。
結論
安定感がありそうな企業です。
インフラ産業なので、売上が大きく棄損する可能性も低いです。
が、配当利回りはあまり魅力がありません。
再エネという注目度の高い分野で全米最大というのは大きな魅力です。
配当貴族ですが、キャピタルを狙う銘柄としては検討してもいいのかなと思いました。
が、なじみがなさ過ぎて手を出しづらい。。。
ではまた。
おまけ ちょっと気になる
のんびりホットコーヒー飲みながら物件探しと事業収支の確認。
結構安らぐ時間です!
コーヒーメーカー
カプセルはスタババージョンもあるんですね。互換品ですが。
ひと手間かけると簡単にカプチーノになります。
全然必要ではありませんが、あると見栄えが全然いいです。
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