22年の12月から満室となり、特に設備の故障もなく順調な大家さん業を続けてこれたんですが、1年を待たずして退去が発生してしまいました。
しかも2部屋同時。
しかもしかも、どちらも昨年入居したばかりの方。
しかもしかもしかも、こんな募集しづらい8月末の退去とか。。
ちょっと考えさせられる結果でした。
退去理由
1件は転職に伴う転居ということでした。
法人契約でしたので、転職すれば当然退去となります。
スタートアップで業績が不安定そうだったんですが、空室期間も長かったですし、法人契約ということもあって即OKだったんですが、まぁ、やっぱり、、、という結果でした。残念。
もう一件は退職に伴う実家帰りとのこと。
こちらは近隣の職場で職歴も長い方だったので、きっと長く住んでいただけるのかなと思ったんですが、ちょっと意外なほどの短期となってしまいました。
個々に事情はありますからしょうがないですね、残念ですが。。
いずれも、管理会社さんにしっかり退去理由をヒアリングしてもらいました。
住み心地が悪いとか、うるさいとか、何かお困りごとがあっての退去だと今後に響きます。
が、特にそんな要素もなかったようです。
まぁ、そこは一安心。
あれ??
昨年4部屋空きが出て、おっとヤバいぞということで「インターネット無料」「宅配ボックス」「防犯カメラ」を設置したんです。
防犯カメラはあまり関係ないかもしれませんが、ネットと宅配ボックスは入居者さんの利便性向上に役立っているはず。
なんですが、このメリットすべてを享受しているはずの二部屋から連続短期退去と。
実は、契約期間の長い方はまだネット工事を希望されてなくて、ネット無料の恩恵は受けてません(なぜだ!という思いはありますが。。)
でも、この人たちは契約を更新して、ネット無料が利用できてた人は退去するという。。
たぶんですが、「募集要項としては重要」だけど「転居を思いとどまるほどではない」という、至極当たり前の話なんでしょう。
広告宣伝費だと思って設備は維持します。が、最低限でいいかなと思いました。
過剰なスペックがあっても、ワンルームに住む単身者にはほかの転居要因がたくさんありますから、ネットごときで引き留めることなんて無理です(笑
新たな募集をかける
決まったら、とにかくできることをできるだけ早くやるだけです。
あらかじめ決めておいた「家賃の値上げ」を実施します。近隣の同条件程度の物件情報を1年間見てみた結果、やはり相対的に安いことがわかりました。
1,000円値上げで反応を見ようと思います。
もう一つ、短期退去抑止に1年未満の違約金設定(1か月分)をしました。
単身の賃貸は今回のような短期入退去が避けられないので、募集にかかる手数料を相殺する仕組みを入れて、経営の安定化を図ります。
あともう一工夫。
募集する部屋の家具レイアウトイメージ写真を作ります。
写真を送るとデザインしてくれる会社があるので、そちらにお願いして生活イメージ画像をwebに掲載したいと思います。
部屋の形がちょっと変わっているので、イメージしやすくすることで興味を持ってもらえるかなと。
さてどうなるかな
今回は居住期間がみじかいので、クリーニング関連で費用はかからないでしょう。
再入居までの期間逸失と仲介委託手数料分の損失ですね。
仮に2か月空きになると、手数料と合わせて約20万円分の損失となります。。。
家賃1,000円あげても回収に200か月!17年か!(笑
やっぱり長く住んでもらうのが一番大事だなとおもいました。
ではまた。
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