先の野村證券の信用買いは、無期限の一般信用でも手数料が年率0.5%と激安でした。
※にもかかわらずコケてますが。。。
レバレッジが効くので、株価が増加すればおいしいですが、同様に増幅された下落に見舞われる可能性があります。
じゃ、増減のほとんどない株に買い建てをいれたらいいじゃないか。
というと、王者は「債権」ですね。
でも日本の債権は現金と変わりません。大した金利もつきません。
じゃ、米国債ならどうでしょうか?
ヴァンガードのBNDなんか、非常に安定した動きをしています。
面白みはないですが、BNDの金利と買い建ての手数料で差がでるなら、利益を半永久的に生み続けるかもしれません。
そもそも外国株式の信用取引ってよくわからない
あまり米国株の信用取引って話は聞きませんね。
あれ??っと思って調べてみたら、なんと行われてないようです。
びっくり!
これだけ金融商品があふれている現代において、まだ手付かずの分野があったなんて!
ちなみに、「法律では禁止されてないけど、ルールが未整備で実現していない」というのが現状のようです。
そして、22年開始を目指して、いま金融庁が環境整備中だそうです。
こりゃまた一波乱ありそうな感じですね。ワーッとみんな群がって(笑
でも、ホントになかったんですね。驚きました。
外国株式の信用取引っぽいものはある
信用取引の外国株版ではありませんが、CFDを利用して「信用取引相当」の商品が提供されてます。
サクソバンク証券では、国内では提供されていない外国株式の信用取引*1を、約8,000銘柄を誇る外国株式CFDで実質的に実現することができます。最大レバレッジ5倍(個人の場合)で決済期限なく「売り建て」「買い建て」がともに可能な外国株式CFDは、外国株取引のスタンダードとして、アクティブトレーダー必見の商品です。
サクソバンク証券HPより
サクソバンク証券はデンマークのオンライン証券で、日本でも10年以上営業してます。
外国株投資歴の長い方は一度は目にしたり利用したりしている証券会社ではないでしょうか。
仕組みはややこしそうなので割愛しますが、国内の信用取引と同じような設定で「売り」「買い」ができるようです。
ポイントは金利差
やる価値があるかどうかの分岐点は「金利差」があるかどうか、にかかっています。
BNDの分配金利回りが2%程度です。
サクソバンク証券のCFD取引手数料がトータルで2%以下なら、ほっといても差分の利益が落ちてくる仕組みが完成します。
もちろん債権価格の下落リスクはありますが、過去のリーマンショックを見てもコロナショックを見ても、ほとんど株価は増減していません。
金利差が取れるなら、多少手間をかけてもやる価値があります。
ややこしくてよくわかりませんが、ざっと見て無理っぽいかな。。
サクソバンク証券のHPには丁寧に取引の仕組みやUIの説明が記載してありました。
ちょっと基礎知識が足りてなくて(苦、、、消化不良だったんですが、この画面を見る限り「金利差」を期待する取引が困難であることを伺わせます。
コスト(管理報酬)・・・オーバーナイト金利(買建玉)銀行間金利 +3.5%
なんと年率3.5%以上の手数料がかかる模様。。。
銘柄によって異なるようですが、Amazonで上記の利率だそうで。
これだと、高配当株を狙わないと金利差は期待できません。
いうまでもありませんが、高配当株はそれなりの株価下落要因を抱えていますから、信用取引でレバレッジをかけるにはちょっと危ないです。
結論
いま敢えてサクソバンクを利用して信用取引に乗り込む必要はないかなと思いました。
でも、現在日本でも取引開始準備中ということなので、これはちょっと期待してみたいと思います。
金利がめちゃくちゃ安い!っていうのはちょっと期待できないのかもしれません。
あと、為替の問題があるので、国内の信用取引やるより変数が一個増えちゃうのも、ちょっと頂けないですね。。。
野村さん、国内と同じ0.5%でやってくれないかなー!
ではまた。
余談:年末の整理整頓
年末は何かと棚卸が続きます。
掃除ついでに断捨離となります。いろんな収納グッズを使って、もう散らかさないぞと誓うわけですが、あっという間に、、、ね。
オープンラックは詰め込み過ぎなければ見栄えもいいです。
本は文庫本やハードカバーなど大きさもまちまちなので、無印のboxで収納します。
蓋もできるので、ほこりもかぶりません。
押し入れにしまい込むのも、ちょっときれいな段ボールだと見栄えがよいです。
狭い空間の高さを有効活用するにはこのタイプも重宝します。
コメント