菅さん退陣のニュース以降、菅政権1年の成果振り返りが盛んです。
やり方が強引だったり、無表情でそっけなかったりであまりイメージはよくなかったです。正直なところ。
でも、改めて振り返ると、たった1年の成果としてはスゴイと思います。
・脱炭素宣言
・ワクチン確保、接種体制の構築
・デジタル庁立ち上げ
・携帯電話値下げ
1年ですからね。官房長官から繰り上がってないと成しえない業績でしょう。
次期総理はこの「遺産」を土台に次なる成長を目指します。
さて、菅さんの政策ブレーンの一人と言われていたデービットアトキンソンさん。
元ゴールドマンのトップアナリストにして、現在は日本の文化財補修会社社長という異才です。
この人の主張が非常にわかりやすくてぜひ実現してもらいたいと思ってたんですが、どうだったんでしょうか。
中小企業数は?
直近のデータは見つからなかったんですが、すでに中小企業は年々減少傾向にあったようです。
賛否両論あるところでしょうけど、僕は統合して効率を高めたほうがいいかなと思います。
コストを抑えて給料が増えれば、消費も増えるでしょう。
地銀再編の器は作った
中小企業というほど小さくないですが、全国に無数に乱立して明らかな過当競争に陥っていた地銀。
統廃合で刷新が必要と言われながら、長らく変化がありませんでした。
ここに菅さん切り込んだ。
統廃合に向けてシステム統合するなら補助金
自分たちで効率化を進めるなら補助しますよというメッセージ
経営やばくなったら公的資金投入しますよ(投入要件緩和)
すでに経営がかなり追い込まれている地銀。
一見優しい施策に見えますが、公的資金が入る=経営権は国の管理下=強制統廃合の実施という図式が透けて見えます。
器はつくったので、あとは地銀経営者が意識改革してね。
やらないならこちらから行きますよと。
これも大きな功績だと思います。成果が見えるのはまだ先だとは思いますが。
概ね進んだような
デービットアトキンソンさんの主張通り、企業を統廃合して大きな企業群にまとめる方針はおおむねその方向に進んだ1年だったように見えます。
次に総理になる人は、この流れをうまく加速していってほしいなと思います。
同じ自民党なので、大きく変わることはないとは思いますが。
一投資家としては、経済の維持をまず重視してほしいです。
お財布にお金がないと、ごはんは食べれませんから。。。
ではまた。
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