発電所は近所にないので、監視カメラでいつでも見られるようにすると安心です。
監視システム一式というのもありますが、そんなにお金をかけなくても自作で十分構築可能です。
費用も2万円程度ですんでしまうので、いろんな場所に付けたくなりますね。
ただ、どうにもならないのが通信費用です。
カメラの映像を、わざわざ現地に行ってSDカードを回収してから確認するのでは意味がありません。
リアルタイムで見られるようにするためには通信回線を確保する必要があります。
通信回線の難点は、ランニングコストがかかることなんですよね。。。
いろんな手段がありますが、どれも月額が必要です。
できるだけコストを抑えた通信手段って、どんなものがあるんでしょうか。
有線で引きこむか
FTTHやADSLといった物理線を引き込んでインターネットに接続する方法があります。
長所
なんといっても安定性と速度です。
モバイルネットワークが整備された現在であっても、安定して通信ができるという面では有線にはかないません。
が、監視カメラは「見れればいい」という水準なので、安定性も速度もさほど必要ないかもしれませんね。
短所
料金と提供エリアです。
FTTHのネット契約は月額5,000円ほど必要になります。回線速度も1Gが標準なので、明らかにオーバースペックですね。
低速のADSL程度でOKなんですが、ADSLは「速度が遅くて料金はFTTH並み」という、意味不明な立ち位置になってます。
FTTHが競争激化で値下がりして、ADSL並みになってしまったんですね。
そして提供エリア。太陽光発電所のあるような場所は「人がいない場所」が多いので、当然提供エリア外となる可能性が高いです。
有線という選択肢はあまりないですかね。。。
無線ルータを使ってみるか
有線がだめなら無線でやるしかありません。
というか、吹きさらしの発電所なので、物理的な回線は劣化のリスクがあります。
手間がかからないという点でも無線一択になります。
無線ルータを買うだけでは通信できませんので、sim契約が必要になります。
通信simには容量ごとにいろんなプランがあります。
昨今安いプランがいろいろ出てきてよくわからなくなってきましたが、発電所で利用する場合の注意ポイントは以下2点だと思います。
低容量メニューがあるか
発電所の画像自体はさほど容量を使うものではありません。高精細カメラを最高レートで録画し続けたら別ですが。
僕は1ギガのプランで3台のカメラを運用してますが、容量が不足したことはありません。
事業者によっては3ギガ以上とか20ギガ以上とか、最低容量が大きいケースがあるので、その辺は注意してキャリアを選ぶ必要があるかと。
もちろん20ギガでも安かったらそっちのほうがいいですが。
追加simが発行できるか
1ギガの契約で複数のsimが発行できること。これが結構できないキャリアが多いです。
1ギガでsimを3枚発行すると、3台のカメラで1ギガを共有することができます。
僕が利用しているLinksMateでは、追加sim1枚当たり110円/月です(データ通信のみ)
ちなみに1ギガあたりの月額が385円なので、総額600円/月程度で3台分の通信環境が確保できてます。
無線ルータにもいろいろあります。
コンパクトなモバイルルータと据え置き型のルータがあります。
どちらもsimを差し込めば使えるので、だったらコンパクトなモバイルルータのほうがいいかなと。
据え置き型はちょっとかさばりますね。
ただ、僕は据え置き型にしてます。
電源にずっとつなぎっぱなしにするので、モバイルルータの場合はちょっと安定性に欠けるかなと。
ここは検証したわけではないのでわかりません。念のため、程度です。
容量を求めなければ、便利な世の中になりました!
みなさんもよろしかったらお試しください。
ではまた。
余談:面白かった本あれこれ
ジャンルはマチマチですが、いろんな本を手当たり次第読んでみると、それぞれ面白いし学びがあります。
いや、別に学ぶために読んでるわけではないです。
単なる興味本位です。
コメント