ふと思いついた投資アイディア、試しにちょっとやってみました。
そもそも手数料とかどれくらいかかるのかよくわからなくて、そんな時は「小さく試す」ことからはじめてみます!
購入時期の判断
タカラレーベンインフラファンドを選んだのは、太陽光発電事業の安定性を身をもって感じたから。
自分で保有する3基の発電所、いろんな天候の年がありましたがびっくりするくらい似たような売上を出してくれます。
この安定感に加えて7%近い高配当という条件で選びました。
分配金は5月と11月に支払われます。
11月の権利付き最終日が26日だったので、権利落ち初日が29日になります。
過去の推移をみてもきっちり分配分の株価が下落する銘柄(分配以上に落ちるケースが多い)なので、権利落ちの安くなったところを狙って買いを入れました。
購入内容
- 銘柄 9281タカラレーベンインフラ投資法人
- 取引種別 一般信用(無期限)
- 買い付け単価 113,100
- 口数 30口
- 買立て額 339万円
お試しの割には結構な金額になりましたが、信用買いなので保証金としては100万円です。
手数料関連
思わぬ手数料がかかって、収支の算段が狂っては大変です。
実際に信用買いしてみた結果、初月の費用としては以下の2項目が明細に上がってきました。
- 新規手数料 524円
- 日歩 46円
新規手数料は買建の一時手数料です。
日歩は利息です。
一日あたりの利息46円 × 365日 ÷ 買い建額339万円 ≒ 0.5%
おぉー! 金利はホントに0.5%ですね。
1年間借りても1.6万円程度しかコストがかかりません。
ちょっとありえないほどの低さ、しかも無期限だからいつまで持っててもいいと。
と思ったらもう一つコストがありました。
管理費というのが毎月1,000円かかるようです。
こちらも1年で1.2万円程度なのでかなり安いですが。
追証リスクはある
信用取引ですから、売りでも買いでも「追証」のリスクはあります。
証拠金100万円で330万円の買い建をした場合、もし株価が300万に下がると▲30万円分の含み損を抱えることになります。
これは「証拠金が減った」とみなされます。
そうすると、100万円しか証拠金を入れてない場合は、30万円減らされて70万円の証拠金しかないということになります。
野村證券の委託保証金率は30%なので、330万円×30%=99万円の保証金が必要です。
差分29万円は追証として振り込む必要があります。
ある程度保証金は余裕を持っておかないと、相場の上下のたびに追証を払うことになります。
例えば1,000万円の買建てをした場合、必要な証拠金は300万円ということになります。
もし▲20%株価が下落すると、追証が200万円必要になります。
証拠金なので払うわけじゃありませんが、証拠金として証券口座に計500万円が拘束されることになります。
逆にいうと、500万円の証拠金を入れれば、1,000万の運用ができるということになります。
1,000万投資すると年間約70万円の配当収入(税引き前)が期待できます。
おぉ、、、魅力的。。。だけどほんとに大丈夫なの??
試してみた結果
21年11月の権利落ち直後に300万円分購入してみました。
半年後の5月末で権利確定して、8月に配当相当分(配当落調整金)が振り込まれました。
配当は10万だったんですが、譲渡所得税が源泉徴収されて8万円の振り込みとなりました。
この半年間でかかった日歩と管理手数料は2万程度だったので、確かに利益は出そうです。
しかも、この投資のために拘束された証拠金は100万円です。
100万円で16万円(年間換算)の利益が出るなら、利回り16%という驚異の投資になります。
ただ、、、11月権利落ち後に増資発表があり、株価が1割程度下落しました。
おかげで利益は吹き飛びましたが、暴落さえしなければ結構面白いやり方だなというのが半年時点での感想です。
まぁ、暴落さえしなければ!ですけどね。
ではまた。
余談 最近気になる
データのバックアップ用に買っておきたいです。ブラックフライデーで安くなってるし。
充電は、もはや「ケーブルをさす」なんてめんどくさくて。。
あとはバッテリーですね。これはセールの対象外なのか。。PCにも給電できる頼もしいヤツです。
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