株式投資をしてると一度はあこがれる「テンバガー」。
テンバガーとは、直訳すると「10塁打」という意味になるみたいですが、簡単に言うと株が10倍になることですね。
宝くじに当たるようなもんですが、ある程度自分で予測が立てられるあたりは、むしろ競馬の予想に似てるかもしれません。僕の感覚としては。
あるいはジャニーズ追っかけの方が、5年後のイチオシを青田買いするみたいな感覚でしょうか。これは僕にはわかりませんが。。
大化け株のチャートを見るのは、当たりクジを引いた高揚感、当たり馬券を読み切った達成感、イチオシが育った優越感のようなものがまとめてどーっと押し寄せてきます。
そして、その波はずっと続くわけではなく、どこかで引いていくんですね。
ただ興奮しているだけだと、気づけば元の場所に戻ってます。
遊びながら育む
片手間で情報も時間も限られた個人が、わざわざアクティブファンドの猛者たちと勝負に出て勝てる可能性は低いです。
加えて、インデックスがこれだけしっかりした実績を残しています。
ロジカルに考えて、個別株を買い集める理由が見当たりません。
ただひとつ残された理由、「射幸心」ですかね。
一発当てたら面白い!このお金が10倍になるかも知れない!と思って個別株を買うわけですね。
僕はそんな風に思ってます。
なんだかわからない自分の直感みたいなもので投資するのって、ちょっと楽しいんですよね。あくまでなくなってもいいお金しかつかいませんけど。
フィル・カンパニーという会社がおもしろそう
たまたまネットで見た記事で面白い会社だなと思ったのが「フィル・カンパニー」です。
コインパーキングの上に建物を立てちゃうというビジネスモデルで、都心にもスペースを作り出してしまおうという構想でした。
僕が感じた特徴は小綺麗なこと。実はなんとなくプレハブみたいなイメージでいたんですが、たまたまその数日後に実際のフィルカンパニーの建物を見る機会があり、スタイリッシュで非常に面白いと思ったので100万円ほど投資してみました。
17年当時は、まだ株価2,000円程度のスタートアップで、さてどうなるかなという感じだったんですが、郵便局との提携が決まったことを契機にあれよあれよという間に1万円まで高騰しました!
実に5バガーです!
5でも結構な高揚感でした。10だと気絶しますね(笑
嬉しすぎて株を握りしめたまま、売ることは全く考えてませんでした。
いや、むしろナンピンしたろかぐらいの勢いで。。。アホですね。。
そう、そしてその後お決まりのような下落が待ってました。。
400万は儲け損ねましたが、まぁ、ナンピンしなかっただけ偉いかな(笑
一応ちょっとだけ利益は出てます。雀の涙ほどの。
どこで見切るべきだったのか
正直今振り返ってもわかりません!
が、新興企業によくある、IPO後急上昇して、その後売出し額程度まで下がるという波に見事に一致しています。
認知拡大と成長期待のニュースで一気に伸びますが、陰りが見えると一気に下落すると。
発行株式数も少ないので値段の動きが激しいですね。
天井から一度落ちた時点で売っておくべきだったんでしょう。それでも3バガーくらいにはなってましたから。
ただ、事業構造的に受注があれば1年後に売上が上がることは見えていたので、一時の売上減は問題ではないと思って握り続けてました。
株式市場とは人気投票なので、そういう背景とは別の所で価格が動くんですよね。特に新興株式は。。
だから、変な分析などせずに大きく下げた時点で利益確定するべきでした。
と、いまは思いますが、なかなかね。。。(笑
そしてまた惹かれた
最近、おっさんになったからか、ガレージハウスに憧れます。所ジョージさんの世田谷ベースみたいな、機械いじったり工具集めたりする秘密基地みたいな場所があったら幸せだろうなー。
こんな感じで何でもかんでも詰め込んであるおもちゃ箱みたいな部屋があったらなー
と、探してみると、なんとガレージハウスの賃貸があることがわかりました。
で、よく見たらこの賃貸を展開しているのはフィル・カンパニーの子会社だった!
偶然すぎて驚きました。
これもなにかの縁です。もうしばらくこの株を握りしめていよう。
都心にも多数の土地を持つ郵便局とフィル・カンパニーの相乗効果、まだ可能性の芽が潰えたわけじゃないと思ってます。
がんばれ、フィル・カンパニー!
関連記事です。
個別株でもきっちり配当を出してくれている銘柄は助かります。増配が続けば、お宝高配当株の出来上がりです。
あるいは別の手段を講じてみるか。貸株は銘柄さえ間違えなければローリスクで収入が増やせます。微々たるものですが。
高手数料を狙うとヤケドします。僕のように。。。
さて、やっぱり気になる株は買ってみたいですね。これからも。
ではまた。
コメント
日本株は配当性も良くなく、さらに創業者に志がないせいで(大半が儲かるという理由で上場)、大成長は見込ません。
経営者に哲学と謙虚さがないので、ユニク◎みたいにテンバガー以上になった会社でさえ、経営者が世界の空気を読みません。なんでホリエモンみたいなロケット会社は上場できず、逆に馬鹿にされ続けます。
アメリカならすでに二社も民間ロケットが上場してるんですけどね。
なんでテンバガーを目指すなら米国株一択です。
あっちはやりたいことがあるから、資金集めに上場する会社も多いです。
同じ数だけ、金目当ての張りぼても多いですが、99.9%張りぼてだらけの日本のIPOよりマシです。
最近多いのは、大手の子会社IPOが多いですしね。
なるほど、米国IPOですか。たしかに、何故かあまり視野に入ってませんでした。面白そうですね!勉強してみます。