埼玉の発電所が盗難被害により稼働停止してから早2週間。一通り手配は終わったんですが、やっぱり復旧までには時間がかかる模様。保険適用にはなるので実損はありませんが、やっぱりホント非効率で腹立たしい限りです。
参考に、被害届提出後の流れだけ備忘録で載せておきます。
あくまで僕の場合なので、もっといい方法があるのかもしれませんし、保険の内容によって微妙に異なると想定されるので、参考程度に御覧いただければと。
被害届受理番号をもらう
現地確認当日、地元の駐在さんに寒さに凍えながら現場検証をしてもらい、被害届を作成してもらいました。これを管轄の警察署に出して受理されると「被害届受理番号」がもらえます。
この番号をもって修理や保険手配が進むことになるのですが、これは駐在さんで発行できるものではなく、駐在さんから最寄り警察署に書類を提出してからになります。
当日というのはムリそうで、でも翌日に警察署に電話すれば教えてくれました。あっさりした7桁の番号でした。
施工店に連絡して修理手配してもらう
施工店には、以下の情報を伝えれば一通り動いてもらえました。
- 動産保険契約番号
- 施設住所
- 被害届受理番号
- 現地写真および被害箇所のケーブル長(概ね)
- 供給地点番号
あと、現地のパワコン電源を新電力に切り替えていたんですが、この場合は東電への復旧依頼は新電力からオーダーする必要があるらしく、新電力との調整も別途必要となります。
納期長期化が騒がれてる銅線ですが、3月頃から供給が再開されるらしく(なんで止まってたんだ??)、以前のような3か月待ちという状況ではないようです。
フェンスだけでも。。。
フェンス切られて開いちゃってますから、ここだけでも先に修理手配してもらいたかったんですが、基本的には1回の工事で納める必要があるとのこと。つまりケーブル工事とフェンス工事は同時にしてくれと。
そうしないと保険適用外になってしまうんだそうです。
なんか、、、へんな話ですね。二次被害に遭って補償額が増えたら、困るのは保険会社じゃないでしょうか。。。
まぁ、そういう契約条件だったならしょうがないので、おとなしくケーブルが納品されるのを待ちます。
休業補償対応を依頼
発電所購入時に入るかどうか迷ったんですが、加入しておいてよかったです。なんといっても安かった。5年で1万円くらいだったんですが、今でもこんな価格でやってるんですかね。
補償期間は6か月なので、復旧までの逸失収入は補填できそうで一安心です。
売電額を算定するために以下のデータ提出が必要になるようです。
- 事故前3か月+復旧後1か月の検針票
- 同上期間のパワコン毎の日次発電ログ
1は東電のサイトで取れるとして、2は監視装置の日次ログを取らないといけません。監視装置なんてつけてない発電所もあると思いますが、その場合はどうするんですかね。割とアバウトに決めちゃうんでしょうか。
とにかく「復旧後1か月」のログまで揃えて出さないと金額算定されませんから、現時点でどれくらいになるのかさっぱりわかりません。
一時的には結構な出費となる
結果わかったことは以下2点
- 被害復旧のための費用は保険で賄えるので、ほぼ出費はない。
- ただし、現状復旧に2か月~3か月の期間が必要
- 売電収入の補償額が算定されるのは、復旧確認後2か月程度必要
となると、半年程度は「無収入」状態になります。一方でローンの支払いはありますから、出費はしっかり出ていきます。
当該発電所のローンは毎月9万程度なので、半年で54万円の出費となります。その間売電収入は0円ですから、口座に54万円なかったら破産(笑
2月~8月って、ちょうど日照時間が増えて売上が出る時期なので、この間の補償料の算定がどうなるのか一抹の不安はあります。直近3か月の平均で計算されたら、冬場の最低発電量が基準になっちゃいますから。。
この辺がわかるのは半年先です。またわかったらメモしておこうと思います。
ではまた。
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