先日ちょっと気になって見てみた日本郵船、思わぬ方向に舵をきってました。
先の記事で検証した結果、コロナ禍を受けて「モノの消費」が拡大し、それに伴って大幅な増益を実現していることがわかりました。
でも、これって続くのかな??なんて思ってました。
一時的な増益であれば、利益の減少とともに株価は下がり、配当も減らすんじゃないかなー、と。
そこから半月で、予想とは違う方針が打ち出されました。。。
いやー、素人の分析では経営者の心は読めません!
こういう楽しみ方もあるんですね。
さらに踏み込む!
20年の時点で配当利回りが8%もあり、かつ配当性向は25%程度とかなり抑えられてます。
かなり条件はいいんですが、直近の配当の伸びが急激すぎるので、落ちる時も急激なんじゃないかな、なんて心配してました。
ところが、21年8月4日の発表で、「22年3月期の一株配当は200円→700円へ増配」を発表しました!
7月の時点で6,000円まで上がっていた株価は8,300円まで上昇しました。
上がった株価をベースにしても、配当利回8.3%程度を維持できてます。
大丈夫なの?
コロナを経たオンライン化の流れは物流を大幅に増やして、この流れは逆流することはなさそうです。
日本郵船の21年度純利益の見通しはなんと5,000億円を見込んでいます。
大幅に伸びたと思った20年度でも1,400億円程度だったのに、3倍超の伸びです。
しかも純利益で。
そして、儲かった分はしっかり配当に回しますよというメッセージと、さらには配当性向が3割以下という「余力の大きさ」も相まって人気が沸騰した模様。
いまからは、、、ちょっと。
無駄な話ですが、もし20年上期の「巣籠り需要増からの物流増」を見て、日本郵船の株を買っていたらどうだったでしょう。
株価は2,000円程度でしたから、そのまま持っていればキャピタルは4倍、インカムも今期の配当700円まで来てますから、配当利回り35%という「驚異の株式」になってます。
逆に言うと、それぐらいまで急上昇した場所に今いるということですね。
ちょっと今から参加することはあまり気が進みませんが、20年1Qのような「特殊な環境」においては、いろいろ想像を膨らませてお試し買いをしておくことが重要だなと思いました。
そのための現金はちゃんと残しておかないとね((笑
皆さんも投資される際には十分検討の上、ご自身でご判断ください。
ではまた。
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