太陽光発電所は、最初の物件が連系してから3年目に入っています。
一番新しい発電所でもすでに1年を経過しており、とりあえず立ち上げ期のゴタゴタはひととおり終わって安定運用になっています。
さて、1年の売上実績はどうなったでしょうか。
直近1年の実績
よくも悪くも、当初の想定通りの売上となってます。
20年7月は埼玉の発電所が半月ほどしか稼働してないので11か月の実績となってますが、まぁ、概ね月40万円程度の収入になってます。
3基で発電して、年間500万程度の売上。まさに当初のシミュレーション通りの結果でした。
天気の悪い時期もあれば、快晴続きで冬でも売上が伸びたりすることもあるんですが、年間で平均するとしっかり平均値近くに収束します。
統計の力を感じますね。
統計と言えば、ちょっと古いですがこの本が面白かった。
またいつか記事にしたいと思います。
当初心配したことと、やってみた結果
始める前はいろいろ心配してたんですが、一通りやってみると大変なことってほとんどないなと。
ちゃんと売上があがるのか?
先のグラフの通りです。日照時間の実績は、場所さえ間違えなければほとんどずれません。
当たり前ですよね、地球の軌道が変わるか、地軸がズレでもしない限り、日照時間は変わらないわけです。
あとは天候次第ですが、降水量も毎年大きく変動はしてません。異常気象がいろいろありながらも、平均すると似たような日照時間になるということなんですね。
近所からクレームが来たりしないのか?
今まで頂いたことはありません。
事前にちゃんと了解はとっているのと、民家が近くにほとんどないのであまりトラブルが起きそうにない場所にあります。
現地には規定に従って看板が設置してあって、僕の連絡先が記載されてるんですが、ここに連絡がきたのは1回しかありません。
警察からでした。こわ。。。でもこれは全く別件で、顛末はこちらでした。
一度だけ、コロナで草刈ができなかったときに、現地の自治体から登記をお願いした司法書士に連絡が入ったことがあります。これは草刈ができなかったせいなので、特殊事情ですね。
故障しないか?
これまで設備の故障で発電が止まったことはありません。まぁ、まだ3年なので当然ですね。
監視機器や防犯カメラも、全くノーメンテナンスできっちり稼働し続けてます。
ありがたい話ですが、20年という長期の運用を考えると、これから影響が出てくることが想定されます。
ここはある程度覚悟しておかないと。
故障はないですが、台風で停電したことがありました。
東電からの給電が止まったためパワコンが止まり、4日程度売電ができませんでした。
しかもこれは設備の故障じゃないので保険の対象外。。。
同時にフェンスもなぎ倒されたんですが、ここは保険で修理できました。
青色申告なんて自分でできるの?
できました。
消費税還付も含めて、ちゃんと完了できました。
僕はクラウド会計のfreeeを利用して全部やりましたが、太陽光事業だけならこれで十分ですね。
時間もほとんどかからないので、税理士さんに頼むような内容でもありません。
いろんな本が出てるみたいですが、ネット上の記事も充実しているので、自分の知りたいことを検索すればあらゆるケースが記事で出てます。無料で。
メジャーなクラウドだと、こういうところが助かりますね。
もちろんfreee自体のサポートもあるので(電話・メール)そちらを使ってもよいです。
ちゃんと設備を管理できるの?
太陽光は手間がかからないとは言いながら、完全にほったらかしというわけにも行きません。
どれくらいの頻度で現地に行く必要があるのか、どれくらい時間とられるのかな?とおもってたんですが、年に1~2回で十分という感じです。
除草は業者にお願いしてるので、特に現地でやることはありません。
監視カメラでリアルタイムに現地を見れるので、大まかに何が起きてるかはわかります。
何か起きない限りは現地にいく必要もありません。
そうなると、防草シートを施工した発電所は除草作業すらないため、ほんとに誰も現地に入らないことになります。
実際は、防草シートがあってもチョロチョロ草が生えてくるので、年に1回は現地で草をやっつけたほうが良さそうです。
完全にほったらかしとは行きませんが、かかる手間は限りなくゼロに近いです。
古くなると、もうちょっと手間は増えるかもしれませんが、それでも楽な投資だと思います。
多分今が一番楽な時期なんだとは思います。
これからどんな経年変化(劣化)していくことやら。
観察していきたいと思います!
ではまた。
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