21年7月31日に銘柄分析した時点でも悩ましいなーと思ってた銘柄、アリババ。
株価はかなり割安な水準に見えましたが、なんといっても今業績を抑えているのが「中国政府」というところが買いに行けない理由でした。
8月3日に発表された21年4-6月期の純利益が5,200億円と、前年同期比で▲11%の減少だった模様です。
21年4月に政府から独占禁止法違反の認定を受けてました。
内容は、アリババへの出店者が他のECサイトに出店しにくいように圧力をかけている、ということでした。
その対応として、出店者への支援拡大の方針を表明し、4月には出店に際して必要な保証料を半額に減額しています。
また、物流や返品に対応する費用についても減額か免除という対応をとりました。
その結果がこの業績です。(4-6月期、カッコ内は前年同月比)
・売上 2,057億元(+34%)
・営業利益 308億元(▲11%)
ちなみに営業利益308億元のうち44億元はアントグループからの持ち分法投資利益のようです。
ここがさらに規制を受けるような展開になると、業績はもう一段悪化するリスクをはらんでいます。
株価はどうなった?
意外と落ちてないみたいですね。あれ?これから落ちるのかな。
もう少し様子を見たいと思います。
ではまた。
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