太陽光発電設備購入にあたり、いろんな費用を想定してシミュレーションしました。
概ね想定の範囲内で推移してます。
立ち上げ期を過ぎたらほぼ定額運用になり、急な出費もほとんどありません。
ふと思い出した『廃棄積立金』
あれ、コレってどうなってるんだっけ。。
廃棄費用積立金とは?
2012年から始まったFIT制度、単価の妥当性は議論はあるものの、再生可能エネルギーの普及という側面では大成功を収めたと言えます。
爆発的に発電所が増え、山や田んぼや休耕地にパネルがバンバン設置されていきました。
FIT期間は20年です。
そうすると、2032年あたりで『もうやーめた!』という輩が大量発生して、ジャングルの中にアレイが投棄されたような廃墟が大発生する可能性があります。
なんせ持ち主は遠方だったりしますから、『しらーん!』というケースも多発するでしょう。
これはまずいので、制度で穴を埋めてます。それが廃棄費用積立金です。
対象は?条件は?
以下の2点が条件です。
① FIT及びFIP制度を利用する10kW以上の全ての太陽光発電設備
②運転開始から10年以上を経過したもの
低圧野立て太陽光事業者は、基本的にみんな10年目から対象になります。
金額はFIT単価に応じて異なります。
例えば僕の千葉発電所の場合、
FIT単価21円なので、0.99円/kwhが費用として積み立てられます。
期間は11年目から20年目までの10年間です。
ザックリ計算すると年間約10万円になるので、10年間で100万円ですね。
よくわからんなりに、『廃棄費用は大体100万円』と見積もってたので、ほぼ想定通りですね。
ポイントは、この費用、天引きになる事。
全ての事業者が強制的に回収されるんですね。
公的機関にプールされますが、廃棄時に給付されるんですかね。
制度はよくわかりませんが、プールしたお金、運用益が莫大になりそうな気がするなー。
透明性と効率性の高い管理をお願いしたいものです。
ではまた。
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