ハードアセットというとアパートマンションが王道だと思います。
中でも、一棟モノは部屋数が多い分リスク分散ができるので安定感が増します。
一方、太陽光も負けない安定感を発揮します。
街の駅近に作るアパートと比べると、田舎の耕作放棄地に作る太陽光は地味です。
が、太陽さえ出れば確実に収入が得られるという抜群の安定性を誇ります。
結局どっちがいいんだろう。。。
分散考慮して両方あれば一番いいんでしょうけど、高いですしね。
いろんなケースがあるので一概には言えない
というと元も子もないんですが、モノ・場所によって全然収支状態が違うので何とも言いようがないな、というのが結論です(笑
太陽光はFITと物件価格がバランスしているので、ほとんどどの物件でも似たような結果になります。
一方一棟アパートは千差万別!比較のしようがないわ。。。
理論値とかではなく、実際にある物件で試しに比較してみました。
僕が出会ったケースではこんな感じで、なかなか興味深かったです。
参考にちょっと記載してみます。
ざっくり概算にして、基準をそろえるように調整してますが、実際に買える物件の金額水準で算定してます。
自己資金1,000万円、総額1億円を20年間投資して、トータルの利益を比較してみます。
金利は同じ、取得時の一時費用は考慮しません。
太陽光
- 投資総額
- 1基2,000万円(自己資金200万円)× 5基 = 1億円
- 売上(20年累計)
- 1基200万円/年 × 5基 × 20年 × 95% = 1.9億円(劣化考慮)
- 経費(20年累計)
- 1基150万円/年(平均) × 5基 × 20年 = 1.5億円
- CFAF(ローン支払い後手残り)
- 減価償却とローン支払い額を同程度とした場合、0.4億円
太陽光発電所を20年間維持すると、20年で4,000万円の利益が得られます。
自己資金は1,000万円ですから、CCRは20%ということになります。
良い投資ではないでしょうか。
1棟アパート
- 投資総額
- 土地6,000万円、建物4,000万円(自己資金1,000万円) = 1億円
- 売上(20年累計)
- 750万円/年 × 20年 × 95% = 1.4億円(家賃低下・空室考慮)
- 経費(20年累計)
- 300万円/年(平均) × 20年 = 0.6億円
- CFAF(ローン支払い後手残り)
- 利益0.8億円 + 減価償却0.4億円 - ローン払い1.0億円 = 0.2億円
1棟アパートを20年間維持すると、20年で2,000万円の利益が得られます。
こちらも自己資金は1,000万円ですから、CCRは10%ということになります。
太陽光には劣りますが良い投資ではないでしょうか。
出口に大きな差があった
上記だけで比較すると太陽光の方が割がいいなと思うんですが、20年後の状況が異なります。
太陽光発電所は20年でFITが切れます。
すると売電単価は20円程度から8円程度まで落ちます。
つまり利益が半分に落ちます。
合わせて機器が寿命を迎えるので、上物一式のメンテナンス費用が大きく発生します。
土地も田舎の雑種地なのでおそらく価値はほとんどないかと。税金も安いですけどね。
一方、一棟アパートはそれなりの駅近にありますから、築20年でもそれなりに売れます。
家賃下落していたとしても、年間600万の収入の物件を利回り8%で出せば買い手は期待できるでしょう。
もちろん場所によりますが、この場合売価が7,500万円になります。
これはデカい。
すごく時間はかかりますが、出口まで考えると一棟アパートの方が利益が大きそうだな。。
ただし!
入居付けと空室率次第で、キャッシュフローがマイナスにおちいる可能性も秘めてます。
そうなると、物件次第なんだよなーーー。
ではまた。
余談 気になるアイテム
健康診断の結果が出て、年々悪化する数値に苦い思いをするんですが、食生活の見直しはもはや必須のお年頃です。
いや、気付くのが遅かった。。
コレステロールとか中性脂肪とか、痛くも痒くもないから気にしてませんでしたが、やっぱり野菜はとらないといけません。
悪玉コレステロールには食物繊維
中性脂肪は運動で下げる
1年間トレーニングを続けたら、中性脂肪は2/3まで下がりました。
ランニングは膝を痛めた
気持ちが先走って、さっそく夜中に走ってみようかなんて思うかもしれませんが、ゆっくり始めたほうがいいです。若くない場合は(笑
僕は加減なしに走って、三日で膝を痛めました。歩けないくらいに。。。
ガチガチに固めてしのぎましたが、過信はいけませんね。もう若くないんだと。。
ご注意ください。
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