かれこれ2年くらい物件を探してましたかね。
2年で見つかるなら早いほうかもしれませんが、それより前の勉強しながらなんとなく探してる期間も含めたら3年くらいかかったのかもしれません。
やっと納得いく物件を見つけることができ、資金調達の目途もたち、法人設立も完了してやっと、いよいよオーナーになります。
全部「1回目」の経験なのでなにかと戸惑うことも多いんですが、それよりワクワクが勝ってましたね。
さて、法人設立まで完了したら、いよいよ物件の契約に進みます。
銀行との面談が終わって管理会社も決めたら次はこれ。
耳慣れない言葉ですが、金消契約です。
なんのこと?
金銭消費貸借契約を略して金消契約といいます。
金銭消費貸借契約とは
借主が、貸主から金銭を借り入れてその金銭を消費し、その借入額と同額の金銭(利息付の場合は利息分も含めて)を貸主に返済するという契約のこと
まぁ、ローン契約ってことですね。
ちなみに今回はこんな条件でした。
- 借入額 1.2億円
- 金利 1.3% 3年固定
- 借入期間 22年
5年固定(1.4%)と迷いました。
昨今の世界情勢を見ているとインフレが吹き荒れて、日本で長らく続いたデフレもいよいよ終焉を迎えるという論調が主流ですね。
そこから判断すると、多少金利が高くても長期固定金利を選ぶのが王道かと思います。
が、そうしませんでした。
僕が3年を選んだのは、以下の理由からです。
- 元本が大きい期間はできるだけ金利を安くしたい
- 金利が上がる=景気が過熱=たぶん株価上昇 → 金利で損しても株で利益が出るはず。
- そもそも、今後金利が上がるというのがなんだか違和感。。。というだだの勘。
さて、この判断がどう出るかはわかりませんが、3年後に振り返って自分の理屈があってたのかどうか検証しようと思います。これが大事。
ひたすら署名と印鑑
金消契約当日はいろいろな書類(印鑑証明とか登記とか納税証明とか)と印鑑を持参します。
そして、、、
ひたすら捺印。
個人印と社印はもちろんですが、ゴム印が大活躍します。
住所、社名、氏名が入ってるハンコです。
事前に用意して臨んだんですが、ちょっと失敗しました。
①氏名には肩書が必要
合同会社を立てたので、僕は代表社員となるんですが、「代表〇〇」ではなく「代表社員〇〇」と正確に書く必要があります。
略すと銀行は受け付けてくれません。
ハンコ用意したのに手書きする羽目に。。。
②住所は建物名まで
これも銀行次第かと思いますが、住所にはちゃんと建物名まで入れないとだめです。
正しくは印鑑登録の住所と一致している必要があるそうです。
こちらもハンコに入れてなくて、残念ながら後から手書きで追記する羽目に。。。
銀行の書類に加えて、登記をお願いする司法書士さんの書類もあるので、とにかくひたすら説明⇒ハンコ ⇒ 説明 ⇒ ハンコ ⇒ 説明 ⇒ ハンコ・・・・を繰り返します。
時々手書きを交えながら。。。
かれこれ3時間くらいかかりましたが、おわった後は達成感がすごい(笑
ちょっと知らなかったこと。
捺印の合間にいろんな説明を聞くわけですが、驚いたことが一つありました。
どうやら事業融資では当たり前なんだそうですが、住宅ローンの感覚でいた僕にはびっくりした点があって。
事業がうまく軌道に乗って余剰資金ができたら、繰り上げ返済で費用を抑えるのも一択かなと思ってました。
住宅ローンでよくあるヤツですね。
でも、事業用ローンの場合「違約金」というのがあるんだそうです。
決められた期間よりも早く返すと、残りの期間の金利を違約金として支払う必要があると!
びっくりですね。
まぁもっとも、1.3%で借りられるので仮に現金が余ったとしたら、VTIでも買ったほうが資金効率はいいと思いますけどね。
ではまた。
おまけ お気に入り紹介
皿なんていろいろありますし、ピンキリですが、長く使うと愛着も沸きます。
ガラス製品と違ってそう簡単に割れないので、結構長い付き合いになります。
せっかくだから気に入ったものがいいなと思ってます。
ittalaのお皿はシンプルでツルツルで飽きがこないのと手入れが楽なので重宝してます。
グラスもいいです。丈夫だしキレイだし。
あとアラビアも大活躍してます。和に洋に。
コーヒーカップも気に入ってますが、ちょっとメルヘンチックで照れます。
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