もはや今更感すらありますが、意外とやってない人もおられるようです。
簡単で、確実に、かつ誰にも迷惑をかけないで発電所の採算効率を改善できる(と思う)ので、やって損はないかなと。
改めてご紹介します。
時間はかかるけど20年以上の事業ですから、早く変えとくに越したことはありません。
何故か最初は定額電灯
設備全体の金額からすると僅かなので、最初の契約時にはほとんど気にしてなかったんですが、何故かパワコンの夜間電源用に定額電灯が契約されるんですよね。
定額電灯なんて聞いたこともなかったし、月2,500円くらいと聞くと、家の電気代と比べて『安いね』なんて思ってしまうほど。
でもコレ、スゴいムダなんです。
ということに気づいたのは3年ほど前なんですが、まあ対応にずいぶん時間がかかりました。。
でも、ちゃんとできましたよ。
パターン1 順当な方法
設置業者に、連系前に予め従量電灯への切り替えをお願いしておきました。キャビネット内にコンセントも設置してもらいました。
全部当初見積内でやってくれました。ありがと〜。
ただ、、、半年かかりましたね。。。
僕の発電所は東電管轄内にあるんですが、申請から承認までずいぶん時間がかかっているようです。
まぁ、この先20年30年の話ですから、細かいことは気にしない。
なんと、これまで2,500円程かかってた電気代が200円! なにこれ。
しかもECナビのサイトからミツウロコグリーンエネルギーに申し込んだら、キャッシュバック1.5万円分までもらえました!
なにこれ!
パターン2 簡単な方法
千葉の発電所、コンセントは付いていたので自分で東電エナジーパートナーに電話して、従量電灯への切り替えをお願いしました。
いろいろ調べてくれたんですが、結局電気屋から電話しろとの事。
電気屋まで紹介してくれました。
自分名義の電気契約のコース変更が自分で出来ず、見ず知らずの電気屋なら出来ると。。
ワケがわからんなーと思いながら電気屋さんとも話してみたんですが、言われた電気屋も困った様子で。。
全然解決しないのにたらい回しにされて、不満でした。契約者は僕ですからね。
僕ができるささやかな反撃は「解約」だけです。絶対切り替えよう!と決意新たにいろいろ調べました。
なんと、そのままエイッと新電力に申し込んでしまうと、意外と出来ちゃうケースもあるとの情報あり。
早速同じようにミツウロコでんきに申し込んでみました。これで出来たらウケるわー、と。
ウケました。
あっさり1ヶ月程で切替完了。前の案件は半年かかったのに、いったいどうなってるんだ。。
そんなに甘くありませんでした
切り替えは完了したんですが、請求情報がミツウロコから届いてびっくり!
東電の定額電灯からミツウロコに切り替えた発電所は、4,000円の請求になってました。
問い合わせしたところ、「東電の契約が定額電灯になっているので、毎日一定量の給電がされている模様」とのこと。
やはり元の契約を変えないと料金は安くならないようです。
ネット情報を鵜呑みにしてはいけませんね。いろいろ前提条件があるようです。
ただ、サイトを見てるとできてる人もいるみたいなので、ダメ元でやってみるのも手かもしれません。
定額電灯への切り戻しはできます。こんな感じでしたが。
チリも積もれば
うまくいったならば、の話ですが、結構事業収支へのインパクトは大きいです。
定額電灯の電気代なんて大した事ないと思われるかもしれませんが、僕の場合は2基で毎月4,000円、年間で4.8万円の利益アップになりました!
なんせ粗利薄い初心者セット買ってるので、少しでも利益率改善していかないと。
これはこれで結構楽しいです。
ただしそれも全て、薄いながらも利益が出てるから。
赤字だったらこの損失が痛かったかもしれません。やっぱり利益は大事だなと思いました。
ではまた。
最後に
発電所の管理はさほど大変ではないですが、発電素人サラリーマンがやるには結構大変です。
基本的には委託しているんですが、何度か発電所を訪れると、最低限必要な道具がありました。
素人向けの紹介です。
軍手
必須です。庭いじりとはわけが違います。
生えてる草がトゲトゲだったりイガイガだったりするので、いわゆる軍手ではなくて、ゴムで加工されたフィットする軍手を常用する感じです。
蛇やハチもいますし。。。
草刈り機
業者さんに任せるので、こんなもん買っちゃいけません。
が、現地に行くと刈りたい場所がたくさんあります。
ホントは除草剤散布機も欲しいですが、ちょっとかさばるのでやめときます。
草刈り機は、無いと自分の無力さに呆然とします。なんせ広いですから。。。
長靴
防草シートを敷いていれば、地表は見えるので問題ないと思ってましたが、それは最初の2年程度。
雑草の生命力たるや、シートの隙間、いや隙間すらない場所から生えてきます。
そして、そこを起点に毎年領域を拡大していきます。全然安心ではありません。
そしてさらに、草だけでなく、水や(ウチは夏場10cm程度水没しますよ)虫などいろいろあるので、長靴は必須です。完全防水のヤツ。
この無敵感たるや、癖になります(笑
水
発電所のある場所はおおむね辺鄙な場所なので、電気ガス水道はないでしょう。いや、電気はあるか。
汗かいたり、汚れたりするので、水は積んでおきたい。キャンプと同じですね。
熊手?
とにかく発電所の問題は「草」です。刈払機でなぎ倒したあとそのまま置いておくと、その枯草を苗床にさらに雑草が生えてきます。
ホントに感動するほどの生命力です。
だから防草シートがあっても全然生えてきます。もちろん素の土よりは少ないけど。
刈った草を始末する道具は欲しいですね。
コンパクトなものもあります。今どきは。