5月に合同会社を立ち上げて、一棟アパートという事業の経営者となったわけですが、なかなか前途多難なスタートとなりました。
いや、多難ではありますが、前途は洋々としていると思ってます。
事業としてはいろいろ改善点を考えて手を入れていくんですが、チョイチョイ挟み込んでくる事務作業があります。
事業申請関連です。
今回は年金事務所
会社を持って改めて思うのは、「みんな電話が大好き」ってこと。
専業でやってる人はいつでも出られるんでしょうけど、僕のような副業サラリーマンはそうはいきません。
本業に支障をきたさないから副業が許容されてるわけで、副業の電話のために本業の対応が遅れるなんてことはあってはなりません。
これは事業主の矜持として守っています。
誰も見てないけど。
なので、基本連絡手段はメールにしてます。隙間時間で確認できるし、ちゃんと考えて返事ができます。
30分に1回は見れるので、かなりレスポンスも早いほうだと思います。
でも、、、みんな電話してくるんですよね。
僕が若いころ、誠意の見せ方は「対面」⇒「電話」⇒「メール」と習いました。
メールは一番無礼な作法だと。
なんと、20余年を経た今もまだその文化が残っているようです。
僕は電話って無礼だと思ってます。相手の都合を考えずにその時間を奪いに来るからです。
と、思いませんか?
電話だと話が早いと言いますが、かけたほうは早いでしょうけど、かけられた方は手を止められてますし、なにより何のエビデンスも残らない。
唯一理解できるのは、温度感が伝わらないこと。メールだとムカつくけど話したらいい人っていうのは結構います。
話がそれましたが、今回仕事中にかかってきたのは年金事務所からでした。
何の御用でしょうか?
別に後ろめたいこともないのですが、なんか気になります。
留守番電話にだみ声のおじさんが録音をいれてたので、すぐに折り返しました。
「厚生年金保険の加入状況にかかる調査票」を提出したことによる確認の連絡だったようで。
税理士さんに確認して出したんですが、一体何が足りなかったんでしょうか??
意外と細かい
我が新会社、大量の空室を抱えて利益なんて出ません。
まぁ、これは一時的な話なんですが、仮に満室になったとしても社員(と言っても僕ひとり)に対して給料を出す予定はありません。
さきの「厚生年金保険の加入状況にかかる調査票」というのは、社員がいるならちゃんと社会保険に加入しなさいね!というお達しです。
給料が支給されていない場合はその要件を満たしません。
だからそう書いて申請したのですが、それだけでは納得していただけずに電話がかかってきた次第です。
おじさん「創業されたばかりだからまだ給料に回すほど利益がないんですね」
ぼく(もおじさんだけど)「そうです(うるさいわ。ヤなことサラッというな。)」
おじ「そうですか、最初はそうでしょうね。」
おじ「でも、となると、生活資金はどのようにされてるんでしょうか?ほかに事業をお持ちですか?」
ぼく「事業はありません。会社勤めですから。」
おじ「あぁ、なるほど給与所得があるんですね。よろしければ会社名は?」
ぼく「〇〇です」
おじ「あぁ、そうですか、ということはそちらで社会保険に加入されてるわけですね。わかりました。登録しておきます。ありがとうございまいた。ブツ」
まぁ、確かに、そこは確認すべきポイントでしょうね。
最初から申請書に書いとくべきってくらいベーシックな質問でした。
その電話の手間、無駄じゃない??
でも、いちいちそんなことまで確認してるんだーと、ちょっとびっくりしました。
学び
めんどくさいことがいろいろあるんですけど、もしも、もしも自分がサラリーマンしかやってなかったら絶対出会わなかった事柄がたくさんあります。
事業ですから、利益を出すことを最終目標とするわけですけど、そこに至るまでの道程にはいろいろ、というかほとんど経験したことないことばかりで、人生の視野が広がったように思います。
なんとなく思うのは、このステップを踏んでる人は少ないだろうなということ。
少しでも人と違うことができてるという充実感がありました。
新鮮で面白いからめんどくさくないし!
ではまた。
おまけ ちょっと気になる
のんびりホットコーヒー飲みながら物件探しと事業収支の確認。
結構安らぐ時間です!
コーヒーメーカー
カプセルはスタババージョンもあるんですね。互換品ですが。
ひと手間かけると簡単にカプチーノになります。
全然必要ではありませんが、あると見栄えが全然いいです。
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