FITにどっぷりつかって事業を展開してきた僕には寝耳に水でした。
というか、自分の頭のなかの情報が更新されてないってことですね。
再エネは注目度も高く、日々新しい問題が生じて、それに伴って対策が講じられてます。
FITで投資家の収益を保証することで急速な普及をはかりました。
これは成功。
でもちょっと国民負担が大きいよねということで見直しの機運がたかまりました。
数々の議論の場を経て(←知らなかったけど)、新たな太陽光発電促進策としてFIPが考案され、今まさに導入されようとしてます。
どんな制度???
FIPとは
FIPとは「Feed-in premium」の略です。
ちなみにFITは「Feed-in tariff」です。
FITは電力会社が一定の価格で買い取りを保証する制度。
対してFIPは「電力卸市場価格」に一定のプレミアムを乗せて買い取る制度。
資源エネルギー庁のHPがわかりやすかったので掲載させていただきます。
役所の資料にしては(←失礼)わかりやすい!
???だったのが一目でわかりました。
FIPは市場価格に連動するんですね。
ただし「市場価格+α」とすることで投資家を集めましょうという作戦。
なるほど。
で、発電事業者への影響は?
理屈はわかるけど、でそれって事業にどう影響するわけ?
ここが一番大事なんですけど、人それぞれ状況が違うので明確には書いてません。当たり前ですけど。
①参照価格 市場で取引されてる価格(に近いもの)
②基準価格 FIPによる買取価格(卸値+プレミアム)
さらにめんどくさいんですが、参照価格というのも単純な卸値ではなくて。。
- ベースは電力卸市場の取引単価
- 環境価値というプレミア上乗せ 非化石エネルギーは単価が高い!
- バランシングコストを減額 なにそれ。。。
3.のバランシングコスト、いったい何者???
電力は保存がきかないので、必要な量だけ供給しないと大規模停電が起きるんだそうです!
この時代になんという不便な。。と思っちゃいますが、とにかくそうなんだそうです。
そのために、計画通りに発電できない場合にはペナルティ(費用)を払わないといけません。
それがバランシングコストだそうです。
何それ、今払ってないよー。
そう、FITでは免除されているそうです。。。
で、で、影響は??
少なくとも、今FITで事業展開しているものには関係ありません。
今後の事業展開としてはFIPに基づいて採算が取れるように構築する必要があるようです。
できるかどうか、、、わかりませんが。
出力を安定させるために蓄電池とセットで構築しないと、なかなか採算が読めないのかもしれません。
国としては、再エネを国家エネルギー戦略の柱に据えるためには「安定供給」が大きな課題となってます。
その解決方法としてはFIPはよく考案されてるのかな、と思います。
これが実際事業者側から見たときにどうなるかは、チョットわかりません。
市場価格の変動が結構荒っぽく動いているので、もしかしたらすごく利益が大きいのかもしれません。
が、逆もまたあるのかなと。。。
もうちょっと勉強しないとな。
ではまた。
余談 最近気になる
データのバックアップ用に買っておきたいです。
充電は、もはや「ケーブルをさす」なんてめんどくさくて。。
あとはバッテリーですね。PCにも給電できる頼もしいヤツです。
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