在宅勤務の浸透により、これから個人事業主になろうという方たくさんおられるのではないでしょうか。
少し前まで、まさかこれほどリモートワークが活用できる時代が来るなんて想像もできませんでしたが、コロナによって半ば強制的に環境の改革がすすみました。
通勤時間がないことにより自分の時間が捻出できるようになりました。
ムダな会議も減った気がします。
本業の効率をあげつつ、空いた時間で自己研鑽するのはもはやサラリーマンの義務と化している感すらあります。
自己研鑽は、何も資格をとることだけではありません。事業を興して経営感覚を身につけることも立派な自己研鑽です。
ただし、会社の就業規定にはご注意くださいね。まだまだ古い規則が生きてる会社はたくさんあります。
開業したら会計もセット
副業で行う場合は会社の規則とかあるのでちょっと面倒ですが、それがなければ個人事業主の開業自体はとても簡単です。
場合によっては法人を選択するほうがいい場合もあるでしょう。その場合は「社長」です(笑
めでたく開業できたり、あるいは法人化して「社長」になった場合、義務として「帳簿」が必須になります。これをしっかり記帳しないと、所得控除が得られません。
社長なんだから社員にやらせれば!なんて発想はダメです(笑
大半の場合、起業当初は零細事業者です。コストのかかる税理士さんに丸投げ、とはいきません
そこで出てくるのが会計ソフトです。
自分で入力管理はするんですが、面倒な集計とか費目整理とかにかかる手間を最小限にしてくれます。
僕はクラウド会計ソフトのfreeeを利用してます。
常に最新のバージョンを利用できるクラウドのほうが安心感があります。
クラウドだとfreeeとマネーフォワードの2択ですかね、今の状況は。
単純にデザインで決めました。。
利用して2年になりますが、非常に優秀です。
日々の記帳の流れ
日々といっても、PCを開いて登録するのは月に1回15分程度です。
日々やること
事業用の買い物をしたら領収書をもらうようにします。
といってもほとんど買うものなんてありません。
監視カメラを自作した時はいろいろ買ったのでしっかり領収書はあつめました。
amazonで買った商品に領収書なんてないぞ!と思ったんですが、ちゃんと購買履歴から対象商品をたどっていくと領収書が印刷できるようになってました。
それらをスマホに落としたfreeeアプリのカメラでスキャンしておきます。
スキャンしたファイルは自動的にクラウドの領収書boxに保管されるので、あとは原紙をファイルに挟んでおくだけ。
慣れれば一瞬で終わります。
貯めると泣きます。買ったら都度やっておくことが大事ですかね。
月次でやること
一ヶ月の間に、自動引落になっているものがいろいろ記録されていきます。
自動仕訳されますが、あとから見返してわかるように補足情報を入れたり、費目を修正したりする作業は必要です。
太陽光の場合、決まったパターンがひたすら繰り返されるだけなので、パターンを記録して、自動判定できるように登録してしまえば、ほとんど手間はかかりません。
1ヶ月に一度作業して、15分もあれば終わります。
物足りないくらいです。
年次でやること
決算と確定申告があります。
ここも、確定申告のタグがあるので、その中の手順に沿って進めれば申告用のデータ作成まで全部やってくれます。
特に消費税の計算なんて、はっきり言って意味不明なんですが、きっちり自動的にやってくれるのでホントに助かります。
が、そのデータをe-taxソフトに読ませた後の作業が大変。。。
webの確定申告サイトは非常に動きも軽く、解説も丁寧で使いやすいんですが、e-taxソフトはなんとも使いにくい。。。
消費税の還付申請が必要だったのでe-taxソフト使ってましたが、来年からはwebサイトで申告しようと思います。
マイナンバーカードに泣かされましたが、実作業自体はさほど時間かけずに終わります。
かかる費用は?
税理士より高かったら話になりません!
僕が利用している個人向け会計「スタンダード」コースは年23,760円です。
プレミアムにすると電話サポートと税務調査サポートまでついて年39,800円です。
スタンダードでもメールやチャットのサポートはありますので十分かと。使ったことないですけど。
税理士が必要になったら紹介もしてもらえます。
なにより、やっぱり僕はデザインが好きだな。見やすいし、欲しい情報にすぐたどり着ける導線の作り方は優秀だと思います。
あと、会計の疑問をweb検索すると、結構な頻度でfreeeの解説サイトに当たります。
それだけQAを充実させているということですね。
さて、これから開業されようと息巻いておられる方、事業計画だけではなく、記帳も忘れずに備えておいてくださいね!
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確定申告を頑張ると、還付金というご褒美が貰えます。いやご褒美ではないですが、やらないと貰えませんからね。
ではまた。
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