FIREで自分の好きなことに時間を費やすというのは、なんとも甘美な響きがあります。
贅沢はできないけどフツーの暮らしなら、働かなくても維持できる収入。これは割と現実的な手段で実現可能です。
仕事がシンドい時はそんな生活に憧れる時もあったんですが、自分のやりがいや生活の充実を考えると、「両立」が一番いいかなと思ってます。いまは。
ある程度シンドいことがあるから休みのありがたさがわかるのかなとも思うし。
この中途半端なスタンスが、不労所得が伸び悩んでいる原因なのかもしれませんが(笑、会社の仕事にも改めて意義を感じる今日このごろです。
はじまりは就職活動
僕が社会に出たのはまだ20世紀でした。ありがちですが、未だ昨日のことのように思います。
就職活動で自分の大学生活を振り返り、意味を問われ、その成長を語るために随分と背伸びしました。
いや、正直に言えば盛ったという事でしょうか。
そしてにわか仕込みの知識で一生懸命ココロザシを語りました。
ただ、一生懸命考えたことには、何かしらの意味があると思います。
内定取れた時点で忘れ去ってしまってるかもしれませんが、何か自分の軸みたいなモノを炙り出してるのではないかと、僕は思うのです。
ウンウンうなりながら自省してたどり着いた答えは、今でもやはり同じ思いでいます。
いまでも、いつかは実現したいこと
僕は大学から上京していたので、卒業と同時に地元に帰るか、東京で就職するかで悩みました。
東京で就職すれば、選択肢が制限されることはまずありません。自分の可能性を最大限に引き上げられます。
一方で生まれ育った地元への愛着もあるし、実家が古くから続く家なので一族の想いもあります。
住む場所で人生が変わるなんて、なんて不便なんだ!
ここが出発点でした。
当時携帯も普及し始めてましたし、テレビ電話の走りみたいなものもありました。
インターネットが爆発的に成長して、場所に関係なく同時に情報が得られる環境が浸透し始めていた時期でした。
ITの進化により人と人が会うのと同じ環境を作る
これが僕の仕事をする上での軸になりました。今でも、遠巻きながらここに寄与する仕事ができてると思うので、続けて頑張ろうと思えます。
コロナで強制的に一歩ふみだしましたね
電話やメールではなく、直接会うことはとても大切だと思います。一度でも会うと、感じる親密度が電話やメールとは格段に変わります。
まだオンラインでは勝てません。今は。
でも、昔のカクカクテレビ会議や音声だけのボイスカンファレンスから比べると、今のZoomやTeamsの進歩たるや隔世の感があります。
まぁ、10年一昔といいますから、二昔と比べれば当たり前なのかもしれませんが。
技術が成熟したところにコロナが来て、一気に末端まで浸透しました。
非対面とは無礼な!とか言わせない状況に、長期間追い込まれたことで社会全体がちょっとづつ慣れてきた感じがします。
人と人が実際に会うのと同じくらいのオンライン対面が実現する日が近づいてる気がします。
まだ今は足りない。やっぱりリモートだとタイムラグで感情の機微みたいなのがわからない。
でもそんなのあっという間に技術で解決される気がします。
利用者が増えるほど、みんなが競争して改善していきますからね!
どんな世の中になるんだろう
仕事のために住む場所を選ぶ必要がなくなります。
そうすると、東京に人が集まる必要もなくなりますよね。地価も住宅価格も激変するでしょう。
駅チカを求めて狭くて高い部屋に住む必要もないんです。
満員電車に1時間も揺られる必要もないんです。
就職のために上京や、あるいはUターンする必要もないんです。
変化はゆっくりですが、中身はここ数百年の概念をひっくり返す革命的なものではないでしょうか。
そして、現実に東京の人口が減少したり地価に下落傾向が出たり、あるいは満員電車が無くなったりという変化がおきてます。
通信とITが発達した先には、既存価値をひっくり返す世界が待ってるというワクワク感。
結局東京で就職を選び実家からは離れて暮らしているものの、そんなの関係ない世界が近づいてるのかもしれません。
本業を頑張ることが、この未来の一助になっていることが、僕のモチベーションを支えてくれてます。
支えてもらわないとすぐ折れるので。。(笑
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モチベーションを掻き立てるために、ビジネス書は結構役立ちます。単純だからか。。
ビジネス本というのはほとんど読んでなかったんですが、結構面白い!ので、40過ぎてから読み漁ってます。
いや、読むのが遅いので漁るほどは読めてませんが、自分にしては読んでます!
投資の本も面白いですが、特に不動産は再現性が難しいですね。。
ほー、スゴイ!とは思うものの、自分ができる気がしない(笑
でも、読み終わった直後はできそうな気がしてくるから不思議です。
色々勉強しながら頑張っていこうと思います。
ではまた。
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