コロナも2年が経過しようとしてます。
いろいろ混乱はありながら、withコロナが定着しつつあります。
不動産市場も2020年3月のコロナショックによる極寒を経て、新しい「通常運転」に入りつつあるように見えます。
一度は賃貸物件の供給数が急減したんですが、この辺も徐々に戻ってきてます。
ただ、戻ってきたニーズは以前とは若干変わったのかもしれません。
首都圏の居住用物件数は増加
コロナショックの2020年3月を底に徐々に回復していた賃貸物件在庫数ですが、21年の上期で17年並みの水準まで戻しているようです。

首都圏の賃貸物件数が増えてきてると。
既築物件の供給数はさほど変わらないんでしょうけど、新築工事が止まってましたから物件が供給されなかったことが影響したようです。
ここ一年は徐々に新築工事も進み、物件数自体はコロナ前を回復したと。
賃貸物件が不足している状況ではない、かどうかはわかりませんが、1年前よりは物件がダブついてるということになります。
賃貸運営としてはあまりいい話ではないのかな。
23区平均賃料にトレンドの変化
賃貸の平均賃料に動きが出てます。

2013年以降、マンション・アパートともに賃料は右肩上がりのトレンドでしたが、21年は右肩下がりの推移となっています。
家賃が下落傾向にあるということでしょうか。
物件が多くなり、競争が強まった結果の下落なのかもしれません。
住宅タイプ別で異なるトレンド
一言で賃貸といっても住宅タイプは様々です。
一人暮らし用のワンルームから70㎡超のファミリー物件までいろんなタイプがあります。
21年は家賃下げトレンド、といっても、それぞれのタイプ別にみるとまたちょっと傾向が違うようで。

東京23区に関して言うと、シングルとファミリー向け賃貸は家賃横ばい(上昇が止まった)という状況です。
が、コンパクトという、ちょっと広めの単身向け賃貸は高い水準を維持している模様。
昔のように、単身者の家は寝るだけだから狭くてもOK!みたいな流れから、テレワークも浸透もあって自宅もある程度広くて快適な空間が人気になってるのかな?という様相がうかがえます。
また同じ首都圏でも、これがお隣の神奈川になると別トレンドです。

神奈川に賃貸持つならファミリーの方が人気が出そうな感じがしますね。
そして僕が欲しい一棟アパートはというと
家賃や競争環境も気になるんですが、そもそも一棟アパートを持ってないのでまずはそこからです。
肝心の一棟アパートの物件登録件数は?というとこんな感じです。

下げ止まった??かな。
これからまた上向いて18年くらいの水準になってくれたら、競争も活発になっていい値段で物件が買えるかもしれません。
ん、、、18年ってあれか?スルガ銀が暴れてシェアハウス立てまくってた頃かな。。。
だとするとこの水準はバブルですね。
その前の17年水準をベンチマークにすると、ほぼ近い水準にあるということかもしれません。
そろそろ動き出せるように肩慣らし始めようかなー。
ではまた。
余談:防災の備え
最近地震が全国で頻発しており、なんだかちょっと不安になります。
できる備えだけは怠らないようにしたいと思います。
ベーシックなものは一通りそろえてるんですけど、こんなのもあるといいなという気になるアイテムたちです。
①電源
②トイレ
マンションのトイレは、外見で問題なくても壁内の下水管が破損していると利用できないそうです。
③防刃軍手
すべり止めと防刃機能があると安心です。
④ランタン
停電は昨今の台風や大雨でも発生してます。
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