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ロビンフッドマーケッツ(HOOD)を判断せずに買ってみた。

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国内IPOは宝くじみたいなもので、銘柄さえちゃんと調べてから買えばほぼ間違いなく利益が出ます。

が、全然当たらない。。。

いろんなサイトでいろんな当選方法が研究されてますが、結局入札回数を増やして確率を上げるしか手段がない模様で。

結局、新規公開株って対面証券のお得意様にならないと回ってこないんですかね。

それはそれですごくグレーな世界ですよね。インサイダーと何が違うんだ?とか思っちゃいます。

きっとドン・キホーテの社長もそう思ってるはず。多分。

じゃ、グレーな日本は避けて米国株でIPOを探すか!と思ってたら、たまたま目にしたのが「ロビンフッドマーケッツ」

ん、、、なんか聞いたことあるぞ。

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どんな会社?

ロビンフッド・マーケッツ(Robinhood Markets Inc)は、絵に描いたような新興フィンテック企業です。

株式、投信、オプション、暗号通貨などの現金管理アプリを開発して提供してます。

ここまではたくさん競合のある話で、ここ10年のフィンテックの成長からすれば珍しくもないです。

特徴は「手数料無料」です。

最近日本でもちらほら出始めましたが、2015年アメリカで始まった当初、株取引はまだまだ高価な手数料が当然の世界でした。

でも、なんで手数料無料が実現するんでしょうか?

なかなかややこしい話ですが、最近話題になった手法で、ロビンフッドの収益の柱をなしていたのは「Payment For Order Flow(PFOF)」という、呪文のような手法で実現しているようです。

PFOFをざっくり読み解くと。。。

全米には取引所や取引システムが70近くあり、同じ銘柄でもそれぞれで微妙に株価が異なります。

証券会社は「最良執行義務」を負うので、70の取引所の中から一番安いものを探さないといけない?となるとめんどくさいので、まとめて「全米最良気配値(NBBO)」というのが開示されてます。

このNBBO、動き続ける全取引所の価格情報からの生成なので、実態とはスプレッド(価格差)が生じてしまいます。

もちろんマイクロ秒とかいう人間にはわからない程の瞬間だし、差額も1セント程度とごく僅かです。

取引市場外でNBBOでの成約を保証している事業者があるので、このマイクロ秒の差分を捕まえると利益がだせるんですね。

でもたった1セントではメリットがないので、大量の売買を集めるためにちょっとキャッシュバックを出すわけですね。

これがPFOFです。

このキャッシュバックを原資に証券会社が注文を集めて、集めた注文をブローカー証券会社に渡すとまたキャッシュバックがもらえるという仕組み。

注文を集めるほどキャッシュバックがふえるので、個人投資家から手数料をもらわなくても十分儲かっちゃうのだそうです。

なんで有名?

21年1月の「ゲームストップ騒動」で一気に有名になりました。

何でもないゲーム販売企業をめぐって「SNSで集った個人投資家 対 ヘッジファンド」のバトルが勃発。

空売りで値を崩そうとしたヘッジファンドに対して、個人が連系して買い注文を積み上げ、なんと株価は1ヶ月で20倍程になりました。

結果的には空売りを仕掛けていたヘッジファンドは敗北、巨額損失をだしました。

「個人がファンドをやっつけた!」と、個人投資家の間で盛り上がりを見せました。

この時個人投資家が利用したツールが、情報共有の「レディット」と証券アプリ「ロビンフッド」でした。

ところが、1月の終わりにロビンフッドは対象銘柄の取引を一時停止。

これによりゲームストップ株は暴落して、参加した個人も多額の損失を被りました。

「止めた理由」はいろいろあるようですが、よーく調べてみると、今回損失を被ったファンドの親会社は、ロビンフッドへPFOFを払っている会社と同じということが判明。

ファンドの損失を抑えるために取引を停止して個人投資家に損をさせたんじゃないか!と勘繰られているようです。

ハリウッド映画にでもなりそうな展開ですね。

知らないものは、まずテストマーケティング

ことの真相はわかりません。

が、仕組みとして面白いですね。

日本では手数料無料にした会社がどんどん業績低迷していってますが(笑、アメリカではPFOFという仕組みがあるんですね。

手数料無料が当たり前になるのかなと思います。

よくわからないので、とりあえず30万円分だけ買ってみました。

さっそくチョット下がってますが(笑、わからんものは試してみるしかない。

やけどしない程度にね。

皆さんも投資される際には、ご自身でよく検討の上ご判断ください。

ではまた。

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