2/16から確定申告がはじまりました。令和4年分ですね。
米国株を始めた2008年当時、まだ外国株式は特定口座に対応してなくて、一般口座で売買してました。
今となっては考えられないくらい不便だったんですが、当時はそれしか選択肢がなかったから、そういうもんだと思って売買してました。
当然確定申告しないといけないので、なんだかよくわからずに税務署に電話したりしながらなんとか確定申告書を仕上げて提出してました。
ものすごく手間をかけて、お金を「払う」という、なんともドMな作業です(笑
でもしょうがないですよね、自由に投資できる以上、もうけた場合には納税の義務があります。
その後太陽光発電所を購入して、青色申告も必要になったのですが、同時に会計ソフトも入れたのと、外国株式が特定口座対応したことで、確定申告はめちゃくちゃラクチンになりました。
年一の振り返りで、今年一年の成果が金額で示されるわけです。
めんどくさいという声が多いようですが、僕は結構楽しいイベント、という感じです(笑
毎年提出している申告
僕の場合、申告する内容は以下の4点です
- 給与所得(こちらは年末調整で完了済)
- 太陽光による事業所得(青色申告)
- 太陽光売電に対する消費税
- 株式の譲渡所得、配当所得(源泉徴収あり)
①は会社で勝手にやってくれるので、年末調整でハイハイと承認するだけ。
会社からの収入だけだったら、税務関連はこれだけで済んじゃうんですね。
至れり尽くせり、払ってる感を全く感じさせない、洗練された仕組みが構築されてます(笑
②と③は自分で確定申告をやる必要があります。
僕は自分で事業をやってみたかったので太陽光発電所を3基保有しています。
こちらは青色申告適用となっているので、自分で決算書を作って確定申告する必要があります。
消費税課税事業者を選択しているので、消費税の申告も併せて必要になります。
④の株式の申告については、特定口座(源泉徴収あり)だけで完結していれば必要ありませんが、僕は昔買った一般口座の米国株取引や、外国税額控除の申請をしているので、こちらも確定申告の作業が必要になります。
時系列で作業を辿ってみるとこんな感じになります。
それぞれ大して時間はかからないんですが、いろんな情報を集めてこないといけないのでちょっと面倒と言えば面倒。
でも自分の1年間の活動が明らかになるので、僕は結構好きな作業です。
①1月中旬までに
個人事業主の決算期間は1/1~12/31です。
よって、1/1の時点で前年度の決算ができるはずなんですが、12月分の請求書が来てないものとか、株の年間取引報告書とか、一式手元に揃うまで半月くらいかかります。
・会計ソフトの12月までの仕訳登録を全件済ませる
・給与所得の源泉徴収票、証券会社の「年間取引報告書」をダウンロードしておく
・外国株式の取引履歴をダウンロードしておく(外国税額控除のため)
②1月下旬までに
会計ソフト、僕はfreeeを利用しているんですが、確定申告の画面が用意されてます。
順番どおりに入力していくと申告書が完成するという便利さ。
1年間コツコツ記帳していれば、決算は何も考えず、ただひたすらに指示通りに入力していくだけで完成します。
所得税も青色申告用の帳簿も消費税の申告も、全部これで完了。
もう3年利用してますが、年々UIが良くなって、使いやすくなっていると思います。
値段もちょっとづつ上がってるけどね(笑
申告には、僕はe-taxソフト(ダウンロード版)を利用しているので、freeeでe-taxへの組込用ファイルを作ります。
あとはe-taxソフトから電子申告して完了なんですが、受付は2/16から。
還付がある場合は1月から申告できますけどね。
③~2/16の間に
記帳はすでに完成しているので、このタイミングで年間収支の推移をダウンロードしてみます。
PLとBSがダウンロードできるので、費目ごとに毎月いくら使って、いくら手元に残ったのか。資産はいくらになったのか。それぞれ見てみます。
1年間の成績表みたいなもんですね。
僕の場合は、このタイミングで次年度の「見込み」を作ります。
同時に、去年作った見込みと、出てきた結果がどれくらいずれたかチェックしてます。
大きくずれてる場合は、大体記帳ミスとかしてます(笑
結果、概ね予想通りで満足感に浸ると。ちょっと気持ち悪いか(笑
④2/16より確定申告開始
開始といっても税務署に並ぶわけじゃありません。
PCでe-taxソフトを立ち上げ、基本情報を入力して(といっても前年のデータが引き継がれてるのでほとんど入力不要)、freeeで作ったデータを「組み込む」だけ。
ちょっとめんどくさいのは、最新の帳票を読み込む作業が必要なことくらいですかね。
あと、freeeで作ってくれない申告書をいくつか作成する必要があります。
・送信票
・外国税額控除申請書
この二つはe-taxソフト上で作って格納する必要があります。
一式完成したら、電子署名をして提出すれば完了。
所得税や消費税の支払いについても、納付情報を合わせて登録すればネットバンクからオンライン入金で完了できます。
あとは税務署の受付完了を待つだけ。指摘がなければ特にこちらがやることはありません。
証明書類も近年大幅に簡略化されて、e-taxでの申告の場合、年間取引報告書やふるさと納税の証明書の提出は省略可能となってます。
ただ、一般口座で譲渡所得があった場合は証明書類要となってるので、これは別途郵送でだしました。
PDF添付とかもできたのかもしれませんが、よくわかりませんでした。。。
文字で書くと長々となりますが、実際かかる時間は大したことありません。
土日にちょっと作業、程度で完了できるので、まぁ年一の成績発表だと思って楽しんでます。
ではまた。
余談:面白かった本あれこれ
読んだ本って、メモしておかないと忘れちゃいませんか?
僕はすぐ忘れてしまって、同じ本を買ってしまうこともよくあります。。。
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