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コカ・コーラ(KO)の投資判断 身近だしバフェット銘柄だし配当貴族だし

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マックに行くとセットのドリンクはコーラを頼みます。子供のころから。

最近はおなか回りが気になるのでゼロコーラにしてますが、やっぱりハンバーガーにはコーラです。

仕事で頭が疲れ切ったとき、赤コーラを飲むとなぜかシャキッと目が覚めます(これは僕だけかもしれませんが。。)

体に良くなさそう、、、と思いながらも周期的に欲しくなってしまうという、タバコに近い吸引力を持った商品だと思います。

こういう商品を持つ企業は、景気の好不調にかかわらずしっかり実績を出していくんじゃないかと思います。

かのウォーレン・バフェットさんも、コカ・コーラを愛飲されているそうで。もちろん大株主でもあります。

長期投資という観点では、債権を買うぐらいの感覚で積み立ててもいいのかもしれません。

ちょっと検討してみました。

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どんな会社?

言わずと知れた飲料会社です。1886年ジョージア州アトランタでコカ・コーラが発明されたところを起源とします。

非アルコールのブランドを持ち、ライセンス供与及びマーケティングを行います。

そう、自分たちで缶に入れて出荷という事業もありますが、根幹は秘伝のレシピで原液を作って販売するところにあるんですね。

ボトルに詰めて売るのは世界中にあるボトリング会社で、彼らが水で割ったり炭酸で割ったりして流通・販売を担っています。

そして、この会社、非アルコール飲料のみだったんですね。

確かにコーラのお酒って見たことない。いや見たことなかった、です。

2019年に世界で初めてコカ・コーラがアルコール商品を発売しました。

しかも日本限定で。

コーラ味のお酒ではなくレモンサワーでした。

世界でのアルコール販売の先駆けになるのかと思いきや、どうやらあくまで「日本限定」ということみたいです。

非アルコールという旗印は降ろさないみたいですね。

しかし、自動販売機と言えば、あの赤いコカ・コーラの販売機が頭に浮かびます。

それくらい広く浸透した商品・ブランドです。

まぁ、言うまでもないですね。

業績推移はどうでしょうか?

直近の売上は330億ドル、利益が96億ドルです。

意外と、この有名さと歴史を考えるとホントに意外なほど小さいです。

いや、日本円で3兆円の売上と1兆円の利益があるならスゴイんですが、この知名度と世界津々浦々までいきわたった販売網を考えると、「こんなもんなのか?」と思ってしまいます。

どうやら利益率に関係があるようです。

ボトリングまでやれば売上総額はもっと跳ね上がりますが、当然工場設備や配送網や販売網といったコストが膨大にかかります。

なんせ世界200か国ですから。

そうすると利益率は製造業の平均である一桁になってしまいます。

コカ・コーラの戦略としては、原液製造と卸販売にシフトすることで、営業利益率を高める作戦のようです。

売上は下がっても、コストが抑制できる分利益率は高いです。

16年以降着々と利益率を上げて、20年度は約3割に達しています。

食品では異様な高さと言えるでしょう。

着実に実行していることが利益率推移からうかがい知れます。

配当はどうなんでしょう?

59年連続増配企業です。

配当総額はきれいに右肩上がりです。

配当性向は「低くても8割」という水準なので、かなり配当を重視した姿勢であることがわかります。

ちなみに発行済み株式数はほぼ横ばいなので、自社株買いはあまりやってないみたいですね。

一株配当も右肩上がりを続けてます。

年末株価で割った配当利回りは3%程度で横ばいになってます。配当増額と同じくらい株価も上がってるということですね。

肝心の株価は???

21年6月で55ドル近辺です。

20年1Qはコロナで外食が激減し、コカ・コーラの売上も前年比マイナスに陥りました。

株価も急落してますね。

そこから徐々にもどしてますが、まだコロナ前の60ドル近辺までは、戻せてません。

ただ、10年スパンで見ると、でこぼこはあるもののしっかり右肩上がりで成長してきています。

シミュレーションしてみました

コロナ前の2019年6月に1万ドル分購入して、2年後の2021年6月に売却したらどうなっていたんでしょうか?

コロナ禍から回復してきたので、キャピタルでプラスが出てます。

配当も3%程度は出てますから、年平均で見ると+6%程度の利回りにはなってます。

派手さはないですが、安心感はあります。

債権みたい。。。

結論

景気の好不調に影響されにくいのが食品業界と言われてます。

コカ・コーラの株価推移をみると、コロナでめちゃくちゃ影響受けてますが、通常の生活が回復するにつれてまたもとに戻ってきてますね。

やっぱり、景気云々というのは気にしなくていい銘柄のように感じます。

ただ、昨今の健康志向の高まりにより、砂糖を大量に使った甘い飲み物が果たしてどれだけ支持されるのか?という疑問は残ります。

甘い=うまいというのは、もはや昔の話ですからね。

当然これから先も人間の喉は乾くので、豊富なラインナップを持つ同社は主力商品を入れ替えながら売り上げを確保していくんでしょう。

やっぱり、債権みたいな株だな。。。

んーーー、コロナの時みたいな暴落があったら買ってずーーーっと持ってるのがいいんだろうな。

皆さんも投資される際には、ご自身でよく検討の上ご判断ください。

ではまた。

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