株式

キーエンスの投資判断:社員の給料が日本一ということは、成長確信の裏返しと見た!

よろしければ応援お願いします!
にほんブログ村 投資ブログ 不動産投資へ にほんブログ村 環境ブログ 風力発電・太陽光発電へ  たいぺろ投資雑記|米国株と太陽光と、ちょっと上手を7コあつめる - にほんブログ村

株式

BtoBの会社なので一般消費者にはあまりなじみがないですが、驚異の利益率50%!をたたき出す超優良企業です。

就職の時に、漠然と「給料がいい会社がいいなー」なんて考えて検索すると、銀行や商社・TV局を抑えてこの会社が1位に出てきます。

「キーエンス」??知らん聞いたことないわ。

そう、BtoBだからCMなんてする必要ないですからね。

ちなみに企業の平均年齢は34歳で平均年収は1,500万円、生涯年収も驚異の5.5億円!と日本の上場企業平均と比べてもケタ外れの待遇を実現している会社です。

この姿勢で成長を続けてるということは、それだけ付加価値の高い、ワイドモートな事業を展開しているということでしょう。

ぜひ買ってみたい。チャンスがあれば。。あとお金も。。

スポンサーリンク

業界勢力図ってどうなってるのかな?

センサー関連の同業他社と比較すると、驚異の成長を実現してます。

この10年で日経平均が2倍になりましたが、キーエンスは株価が10倍になってます。

ファクトリーオートメーションを実現するためのセンサーを、顧客に密着したコンサルティングセールスで、顧客が必要な形で提供することに徹した会社です。

この「唯一の製品」というのが特長で、営業部隊と設計部隊で構成されてます。自社で生産はしないファブレス企業で、あくまで「顧客が欲しいものを実現する」ことに重きを置いて高い利益率を実現しています。

FA自体は人手不足と相まってまだまだ成長が見込まれるので、センサー業界自体もまだ発展途上といえます。

業績推移はどうでしょうか?

16年度は決算時期の修正が入っていたので、12か月換算しているので参考値としてください。

会社の売上規模としては5,400億円くらいなので、並み居る大手企業と比較するとさほど大きくない規模感です。

圧巻はその利益率です。常に50%超の利益率を維持しています。

営業マンがお客さんのニーズを聞き出し、設計部隊に伝えることで唯一の製品を作りだす。

この流れがきっちりシステム化されてます。

また自社で生産設備を持たないことにより、必要な部品を最も効率の良いサプライヤーから供給してもらうというスタイルが確立されてます。

まぁ、言うは易し、なかなかできるもんじゃないですよね。。。

配当はどうなんでしょう?

※2016年は想定値

もともと配当というよりは、利益を成長投資に振り向けることにより(給料も含めて)拡大してきたのですが、18年から配当を増額してます。

それでも配当性向は25%程度なので、成長投資との両立を図っている感じ、、、でもなさそう。

キーエンスは株価が高く一株57,000円もするので、200円配当しても利回りは0.35%にしかなりません。

100株600万投資して配当が年間2万だと、、、、「おい!」と言いたくなる(笑

でも配当ではなく、キャピタルゲインで応える姿勢の会社なんですね。

営業キャッシュフローとほぼ同額を投資に振り向けてます。

成長意欲旺盛なスタンスですね。

肝心の株価は???

先の成長投資の姿勢が株価に表れています。

冒頭でもみましたが、この10年で日経平均が2倍に対してキーエンスは10倍!です。

アベノミクス前は5,000円程度で放置されてたんですね。

そのころから営業利益率の高さは有名でしたが、あぁその頃にちょっとでも買ってれば今頃テンバガー。。という、よくある話。

シミュレーションしてみました

コロナ前の2019年6月に100万円分購入して、2年後の2021年6月に売却したらどうなっていたんでしょうか?

株価が1.7倍になってます!

配当はほとんどありませんが、キャピタルゲインだけで70万の利益となります。

ただ、19年の時点でもかなり高かったので、なかなかここまでの成長を信じて投資するのは難しい判断が必要だったかなと。

やっぱり、個別銘柄は雑念が入ってしまいますね。

インデックスなら何も考えずに買っていたでしょうが。

結論

業界における独自のポジションは、そう簡単に崩されるものではなさそうです。

故に50%という驚異の利益率も維持できそうに見えます。

そもそもの業界自体も、人手不足と効率化の流れをうけ、工場の自動化はまだ緒に就いたばかり。

となると、株価が上がることはあっても下がる可能性は低いかなと思います。

ただ、配当をほとんど出さない企業なので、株価が横ばいだった場合はただの「預金」になってしまう可能性があります。

「〇〇ショック」で大きく下げる局面があったら買っておきたいなと思いました。

皆さんも投資される際には、ご自身でよく検討の上ご判断ください。

ではまた。

コメント

PVアクセスランキング にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました